- 転職活動頑張ってるけど、仕事がなかなか決まらない
- 来月までに仕事決めたいのに、受けても受けても落ちまくる
コロナ禍による派遣切り、解雇、リストラ・・・。
ただでさえ転職する人が多いのに、肝心の求人が少ない。好条件の案件には応募者が殺到。
こんな状況誰が想像したでしょうか?
頑張っても頑張っても受け入れてもらえない。
面接を受けるのだってお金がかかるし、これからの生活のことを考えると誰だって不安になってしまうのは当然のこと。
そして、将来に不安だからこそ「次は絶対正社員になりたい」という気持ちが強い人も多いのではないかと思います。
私は、派遣10年の末正社員に転職活動して今の職に就きました。
今と状況は全く違いますが、それでも倍率60倍の面接など数々受けて、たくさん落ちまくり、それなりにどん底も経験しました。
そんな私が今日記事にする内容は、転職に成功する確率を上げるために今すぐあなたができることです。
最初に言っておきますが、これを読めば確実に転職できるというものではありません。
ですが、少なくとも「ずっと仕事が決まらずに貯金が底をついた」「もう明日食べていけるお金もない」といった【最悪の状況】は避けられるはずです。
今仕事が決まらずに悩んでいるという方は、コロナ禍を何とか生き延びるためにもぜひ本記事を参考にしてください。
その1:とにかく求人媒体を増やす
一言で「求人を探す」と言っても、媒体は山のようにあります。
そして当然ですが、求人媒体を増やせば増やすほど
もしあなたが1つや2つの媒体のみで活動しているようなら、これを機に必ず他の媒体にも目を向けるようにしてください。
転職エージェント
転職活動は1人でもできますが、やはり転職のプロの力を借りると内定までの道のりがグッと近くなります。
転職エージェントのメリット
- 莫大な求人の中からあなたにマッチした求人を紹介してもらえる
- 履歴書や職務経歴書、面接の対策をマンツーマンでしてもらえる
- 応募企業の雰囲気や求める人材、採用動向などの情報提供が受けられる
これが全て無料で活用できるので、正直利用しない手はないです。
なお、20代30代向けのおすすめ転職エージェントは下記下にまとめています。
派遣社員向けの記事になっていますので「今年こそ派遣から正社員になりたい!」という人はぜひ参考にしてください。
転職サイト
転職サイトは何よりマイペースに求人を検索できるというメリットがあります。
転職サイトは色々ありますが、迷ったらまずは求人数が多く、実際に転職した人の8割が利用しているという「リクナビNEXT
リクナビNEXTのメリット
- 日本最大級の検索データベースから検索できる
- 独自の高精度AIによるマッチングであなたに最適な求人が送られてくる
- 企業から直接応募オファーの連絡が来ることもある
ただでさえ今は求人の数が少なくなっているので、登録するならできるだけ多くの求人を持つ大手に登録しておくと安心ですよ。
ハローワーク
ハローワークは、正直個人的にはあまりおすすめしていません。
というのも掲載料が無料なので、転職エージェントや転職サイトに比べて圧倒的にブラック率が高いからです。
とは言え、中には地域密着型の優良企業も紛れ込んでいることがありますし、私も何社が良い企業に巡り合ってきました。(倍率はえげつなかったですが)
なのでハローワークメインで活動することはおすすめしませんが、定期的に求人のチェックをしておいて損はありません。
なお、ブラック企業の特徴については下記記事にまとめましたので、気になるかたはこちらも参考にしてください。
求人情報誌
求人情報誌には住んでいる地域の求人を一気に見れるというメリットがあります。
転職エージェントや転職サイトに比べると求人数は少ないですし、ひとつの求人における情報量も少ないです。
が、それでも地域密着型の企業求人が多く載っていますし、エージェントには載っていない優良求人が載っていることもありますので、ぜひチェックするようにしましょう。
なお、求人情報誌の多くはWEBサイトも同時に運営しているので、ブックマークしておくと便利です。
ネットで見れる求人情報誌
派遣会社
そして意外と穴場なのが「派遣会社」です。
派遣会社というと派遣求人ばかりというイメージですが、正社員の案件も多く保有しています。
転職=ハローワーク、転職エージェント、転職サイトってまずは頭に浮かぶけど、意外と派遣会社も正社員案件持ってるからそこも要チェック。(ちなみにテンプには2,000件以上あった!)
かぶってる求人ももちろんあるだろうけど、たまに「お!」っていう独自案件があったりするからあなどれない。— さくら🌸派遣10年から正社員 (@SakuraToDream) December 17, 2020
ちなみに21年1月時点で、「テンプスタッフ」
ただし、スタッフサービスは契約社員やミラエールの無期雇用派遣が含まれているので少々分かりにくいです。
なお、その他の派遣会社とも比較したい!という方は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
知り合いに聞く
また、周りの知人や友人に「募集している仕事があるか」を聞くのも一つの手です。
夫の会社は今のところ大丈夫だけど、「もし仕事が無くなったらうちに来いよ!」って言ってくれる友人が2人ほどいて本当にありがたいなと思う。
転職というと転職サイトとかエージェント、ハローワークが主流だけど、ダメ元で周りに聞いてみると意外と良い出会いがあるかもしれない。— さくら🌸派遣10年から正社員 (@SakuraToDream) January 5, 2021
そんなこと恥ずかしいから聞けないよ!という人も中にはいるかもしれませんが、そんな恥は一切無用です。
考えてもみてください。もしあなたの知人が職を失って「今募集してたりしない?」と相談してきた時、バカにしたり陰で笑ったりしますか?
しませんよね。きっと心から心配してできるだけ協力しよう!となると思います。
もしバカにするような人がいれば、その人はそういう人だったというだけのこと。これを機にサヨナラするのも検討しましょう。
ちなみに知り合いと同じ会社はちょっと…という人は、別部署やグループ会社など範囲を広げて聞いてみましょう。
知人と同じ職場で働きたくない!って思った時は(私はこのタイプ😅)、会社の別部署で募集してない?とか、グループ企業はどう?とか聞くと良いかも。あまり重くならずに、会話の流れでサラッと聞く程度に留める。
このタイミングで可能性はかなり低いかもだけど、聞いてみても損はしないはず!— さくら🌸派遣10年から正社員 (@SakuraToDream) January 5, 2021
企業のHPから直接応募する
そしてどうしても行きたい企業がある場合は、その企業HPの採用情報から直接応募するという手があります。
ちなみにうちの会社は頻繁に載せています。転職エージェントや転職サイトには載せないですし、ハローワークもたまに?しか載せないそうです。
同様に「そこまで急いでいないけど良い人材が欲しい」という企業は少なくないはずですので、気になる企業があれば必ずHPを確認してください。
ちなみにですが、求人が載っていなくてもダメ元で連絡してしまうという方法もアリです。
我が社は断っていましたが、会社によっては「ではまずは書類を送ってくれますか」となる可能性も0ではありませんよ。
うちの会社は今求人出してないんだけど、こないだ「求人の募集はされてないでしょうか?」「可能でしたらぜひ面接の機会を…」って電話がかかってきた。
その熱意と勇気、単純にすごい。と思った。
案の定丁重に断われてたけど、電話切ったあとの人事、何かちょっと嬉しそうだったよ。
— さくら🌸派遣10年から正社員 (@SakuraToDream) November 1, 2019
その2:職種を広げる
「絶対に事務じゃないと嫌!」
「前職と同じ仕事に就きたい!」
転職活動する上での希望は、おそらくたくさんあると思います。
ですが、絶対にその職種ではないといけないですか?
求人を幅広く見てみると、今までと全く同じ職種ではなくてもあなたが「面白そうだな」と思えるものがあるかもしれません。
ちなみに私はパソコン作業が好きなのでずっと「データ入力か一般事務がいい!」と思っていましたが、求人を見て興味を持ったCADオペレーター(未経験可)を受け、働いたことがあります。
結果から言うと、めちゃくちゃ楽しかったです。
これまでの「一般事務じゃなきゃ嫌」などという価値観が完全に崩れ、これからCAD一本で食べていこうかなと思ってしまうくらい一気にCADが好きになりました。
あなたも、これまで視野に入れていなかった職種に目を向けることで同じような経験をするかもしれません。
まずは、いつも見ている求人の検索範囲を広げてみること。
そして転職エージェントなどから別職種の紹介を受けたら端から拒否せずにまずは前向きに検討してみる、などを実践するようにしてください。
補足
「生活のためなら好きでもない仕事でも何でもできるはず」と世間ではよく言われます。
これは本当にその通りです。
特に「やったことない」「よく分からない」程度なら、まず飛び込んで挑戦してみるべきです。
とは言え「死ぬほど嫌だけどやる」「毎日辛いけどやる」というのはあなた自身が壊れてしまう可能性大なので、特別な事情がない限りはやめておくようにしましょう。
その3:勤務先の範囲を広げる
勤務先の範囲は、毎日通うからこそ重要なポイントです。
しかし、はじめからその範囲を狭めてしまうと見つかるはずの優良求人を逃してしまうこともあります。
絶対にこの範囲でないといけない!という何らかの事情がないのであれば、
- 通勤距離を少し長めにして検索
- 駅から遠いところ(バス利用)も候補に入れる
など、思いきって今よりも勤務先の範囲を広げてみてください。
それでも希望の仕事がないというのであれば、実家に戻ることや希望の求人が多い地域への引っ越しを検討するというのもひとつの選択肢です。
私も実際仕事が見つからなく検索範囲を広げて転職活動をして、無事希望の職をGETした経緯があります。
その時はあまりに不憫な場所だったからか、好条件の求人にもかかわらずライバルがほぼいないという状況で一気に内定まで漕ぎつくことができました。
ちなみに私は「給料」と「英語を使う仕事」ってとこだけ重視した。だから会社の場所がものすごく山奥(1時間に2本しか来ないローカル電車&最寄り駅からバスで15分w)でもそこは妥協して応募した。
意外にもラッキーだったのは、なかなか妥協しにくい条件だからか?ライバルがほぼ皆無だったこと!— さくら🌸派遣10年から正社員 (@SakuraToDream) November 9, 2020
まずは「ここじゃないと」という概念を取っ払って、色々な地域で検索をかけてみてください。
✅リモートワークも選択肢に入れる
そしてもうひとつの手は「リモートワーク」です。
リモートワークなら今の家にいながら全国の求人を狙うことができますよね。
なお、リモートワークに特化したエージェントはまだまだ少ないですが、「#リモワ女子
LINEで無料相談もできますので、「自分に合った求人がどれくらいあるのか」「どのくらい稼げるのか」など少しでも興味があるようでしたら一度転職相談をするようにしましょう。
【重要】「今すぐ転職」にこだわりすぎない
会社から派遣切りを受けて、また将来が不安になって「一刻も早く次の転職先を決めたい!」と思うのは当然のこと。
ですが、そんな時だからこそ「焦りは禁物」です。
特に今失業保険や貯蓄などで少しお金の余裕があるのなら、「できるだけ早く就職先見つけないと」と必要以上に考えないでください。
変な話、今は転職で多少の空白期間ができても言い訳ができる。もちろんそこに甘えちゃダメだけど、もし今金銭的に少し余裕があるのなら「絶対に間空けずに転職しないと!」って必要以上に考えなくていいと思う。
焦り過ぎると本当いいことない。私はそれで判断誤ってブラック企業に入ってしまったよ…— さくら🌸派遣10年から正社員 (@SakuraToDream) January 7, 2021
ブラック企業の正社員は、一度入ってしまったらそうそう辞めることはできません。
ちなみに私は退職の意思を伝えてから実際に辞めるまで「4ヶ月」もかかりました。
正社員になるまで、短期バイト
正社員になる前にその職場で3~6ヶ月派遣として働く「紹介予定派遣」を視野に入れるのも一つの手です。
※紹介予定派遣には契約社員案件も多くあるので注意が必要です
もう一度言いますが、選択肢は色々あります。
期限を決めて頑張るのは良いですが、決して焦り過ぎないでください。
まとめ
正直、今回の記事を書いたところで多くの人を救うことはできないです。
ですが、1人でもこの記事を通して何か(行動や考え等)が変わることがあればと思って、今回記事を書きました。
今はとても大変な状況ですし、これからどうなるか分からない、まさに一寸先は闇の世の中ですが、どうか諦めないでください。
心より応援しています!
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