派遣会社

派遣会社はどこがいい?賢い選び方&3つの注意点を解説

2021年11月10日

「派遣社員として働きたいけど、どこの派遣会社がいいんだろう?」
「できるだけ自分に合った派遣会社で働きたいけど、、、」

いざ派遣会社に登録しようとすると、どこの派遣会社に登録したら良いか迷ってしまいますよね。

中には「派遣会社なんてどこも同じなんじゃ…」と思う人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

私は実際に派遣社員として働いてきて、

派遣会社が違うだけで・・・

  • 応募できる求人が少ない
  • 他者より時給が低い
  • サポートの質が悪い

といった不満を抱える派遣社員を多く見てきました。

そこで今回は、派遣会社を選ぶ時に「重視すべきポイント」や「注意点」についてご紹介したいと思います。

筆者プロフィール

✓派遣歴10年

✓これまでに中小・大手含め10社近くの派遣会社に登録

✓さまざまな派遣会社で就業経験あり

これを読めば、少なくとも派遣会社選びに後悔することはなくなるはずです。

今みさに派遣会社選びに苦戦している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

【派遣会社の賢い選び方】妥協できないポイントを重視!

はじめに言っておきますが、派遣会社にはそれぞれ特徴があり、「すべての面において」あなたにマッチする派遣会社を見つけるのは難しいです。

なので、派遣会社を選ぶ際は

あなたが派遣会社に何を一番求めるか?

といった【妥協できないポイント】を考え、その点においてベストな派遣会社を選ぶことをおすすめします。

まずはポイントを洗い出し!

人によって重視するポイントはさまざま。

まずはポイントを洗い出し、いくつかの派遣会社で比較してみると「ここがいい!」というところが見えてきますよ。

今回は、大手派遣会社7社をピックアップ&ご紹介します!

今回は、その中でも多くの派遣社員が求めるポイント5つを挙げたいと思います。

ポイント1:希望条件の求人数が豊富か

やはり派遣社員にとって「派遣会社が保有する求人数」はとても重要です。

ちなみに大手派遣会社7社の現時点での全体の求人数はこちら。

派遣会社求人数
スタッフサービス約16万件
テンプスタッフ約4万7,000件
ランスタッド約1万8,000件
マンパワーグループ約1万3,000件
パソナ約1万件
アデコ約8,000件
リクルートスタッフィング約7,000件
2022年1月時点

全体の求人数としては、スタッフサービスが断トツのトップです。

ですが、ここで重視しすべきはこの「全体の求人数」ではなく「希望の条件を満たすの求人数」です。

この求人数のうち、あなたが「働きたい!」「応募したい!」と思える求人はどれくらいあるか?が肝心です。

今回は、中でも人気のこだわり条件をいくつかピックアップしたいと思います。

事務派遣として働きたい!

ほとんどの派遣会社は事務案件を多く扱っていますが、中でも多く扱っているのが以下の2社です。

  • テンプスタッフ(約26,000件)
  • スタッフサービス(約18,000件)
    ※2022年1月時点

テンプスタッフもスタッフサービスも、「未経験験OK」から「スキル必須」など求人の幅がとても広く、さまざまなスキル層の人が利用しやすい派遣会社になっています。

特にテンプスタッフは全体の求人のうち半数以上が事務案件と、事務に力を入れているのが分かります。

たくさんの事務求人から仕事を探したい!と考えているひとは、テンプスタッフまたはスタッフサービスへの登録は必須です。

英語を使った仕事がいい!

英語を使った仕事は通常よりも時給が高めの案件が多く、業務を通してスキルアップも目指せるのでとても人気が高いです。

英語を使う求人の数も、大手の中ではテンプスタッフがトップ(約3,500件)

以下スタッフサービス(約1,200件)、マンパワーグループ(約900件)と続きます。

中でもテンプスタッフマンパワーは英語スキルチェックを行っており、自分のスキルを簡単に知ることができる&自分に合った求人を紹介してもらえるというメリットがあります。

またアデコ英語求人の約半数が外資系となっており、会社自体もキャリアコーチによるキャリア構築のサポートをするなど英語にとても力を入れています。

英語を使って働きたい人はもちろん、その先のキャリアアップや転職を考えているのなら、英語に強い派遣会社を選び、就業することをおすすめします。

在宅ワークで働きたい!

コロナをきっかけに、派遣会社も派遣先企業も在宅ワークに力を入れているところが多いです。

現に、2020年に比べて5倍以上求人が増えた派遣会社もあります。

中でも「リクルートスタッフィング」と「アデコ」は検索条件で在宅の頻度を選べる項目がありとても便利。

また「ランスタッド」は登録から就業まで全て在宅でできる「おうち派遣」という制度もあるので要チェックですよ!

ポイント2:住んでいる地域の求人が豊富か

大手の派遣会社はほとんどが全国展開していますが、やはり求人の多くは首都圏に集中しています。

首都圏に住んでいるならまだしも、地方に住んでいて「近くに求人がない」」という状況だと登録する意味がないですよね。

もしあなたが地方に住んでいるのなら、選ぶべき道は2つ。

  • 地方密着型の派遣会社に登録する
  • 全国的に求人を網羅している大手派遣会社に登録する

地域密着型の派遣会社は大手が持っていない求人を保有していることが多いので、必ずチェックすべきです。

ただ、派遣会社によっては求人数が少なく、次の派遣先が見つからない・・・ということもあるので注意が必要ではあります。(←経験済み)

一方、大手派遣会社は地方に弱いですが、全国に支社&求人があるところであれば、大手ならではの幅広いネットワークや交渉力が頼りになるケースもあります。

ちなみに大手の派遣会社を選ぶ時は、「住んでいる地域での求人数」だけでなく、「住んでいる地域(もしくは近く)に支社があるか」もあわせて確認しておくようにしましょう。

ポイント3:時給が他社より低くないか

同じ案件を複数の派遣会社で抱えていることは珍しくないです。

なので、もし興味のある求人を見つけたら「他の派遣会社で同じ求人を持っていないか?」をチェックしてみましょう。

同じ求人かどうかは「勤務場所」「勤務時間」「仕事内容」「仕事環境」などを見れば大体分かります。(100%ではないですが・・・)

そして、同じ仕事内容なのに派遣会社によって時給が50円や100円違うなんてことザラにあります。

毎日8時間勤務に22日出勤、働けば働くほど時給の差が開いてしまうのは悔しいですよね。

実際、派遣会社が違うだけで時給が違う!と泣きを見る派遣社員を多く見てきました。

ただし注意点としては、求人の中には独占求人(他の派遣会社では扱っていない求人)の場合があるということ。

そして、時給が高い=他の求人でも高いとは限らないということです。

なので求人を見る際は、まず希望の職種に絞り、そこからさまざまな求人の時給を見てみる(全体的に求人の時給はどうかチェックする)と、派遣会社の時給の相場が見えてきておススメです。

ポイント4:給料から引かれる額が多くないか

派遣社員になると、毎月の給料から社会保険料や所得税が天引きされています。

引かれる金額は大体どこも差はないものの、できるだけ少ないに越したことないですよね。

そこで重要になるのが、各派遣会社の「マージン率」「健康組合保険率」です。

マージン率

マージン率とは、いわば派遣会社の「取り分」のことで、派遣先から支払われる料金からマージン分を引かれた額が、あなたのお給料になります。

マージン率は大体3割と言われていますが、派遣会社によって(厳密には、同じ派遣会社でも支社によって)僅かに差があります。

とは言え、マージン率はその支社の「就業人数」や「時給」などが反映されるので、時にものすごくマージン率が低いor高いというところもあったりします。

なので、ひとつの支社だけを見て判断するのではなく、近くの支店やエリアごとなど広い範囲で確認をするようにしましょう。

健康保険料率

健康保険料は、それぞれの派遣会社が加入している健康保険組合(協会)によって違ってきます。

加入している健康保険協会(組合)

協会けんぽ
協会けんぽ以外
  • テンプスタッフ
  • スタッフサービス
  • マンパワーグループ
  • アデコ
  • パソナ

  • リクルートスタッフィング
    ※リクルート健康保険組合
  • ランスタッド
    ※ITS (関東ITソフトウェア健康保険組合)

上記の通り、多くの派遣会社は「協会けんぽ」という健康保険協会に加入しています。

一方、「リクルートスタッフィング」と「ランスタッド」は別の組合に入っています。

これらの健康保険料率を比較すると、若干リクルートスタッフィングが加入している「リクルート健康保険組合」の自己負担が少なくなっています。

健康保険料率

協会けんぽ ⋗ ITS(関東ITソフトウェア健康保険組合) ⋗ リクルート健康保険組合

詳しいマージン率や保険料率について知りたい方は、ぜひ下記記事を参考にしてください。

さくら

マージン率は「関東支社の平均」を出して比較しています。

ポイント5:社員になれるチャンスがあるか

派遣社員からゆくゆくは社員になりたい!という場合、現時点で検討すべき選択は以下の2つです。

  • 無期雇用派遣制度の有無
  • 紹介予定派遣案件の豊富さ

無期雇用派遣

無期雇用派遣は通常の有期雇用派遣と違って「契約の期間」がなく、定年まで働くことができます。

ただし、無期雇用派遣はあくまでも「派遣会社の正社員」という位置づけであって、一般的な「正社員」とは少し違います。

派遣先では「派遣社員」として扱われますし、定年までに就業先がコロコロ変わる可能性もあります。

そこから派遣先の社員になれる可能性もありますが、契約社員の可能性が高いので「絶対に正社員になりたい!」という人はやめておいた方が無難です。

また無期雇用派遣は通常の派遣登録とは異なり、SPIのテストや面接等を経て無事社員として登録することができます。

無期雇用派遣に関しては多くの派遣会社がそれぞれ制度を設けていますが、特徴が大きく異なるのでよく比較してから自分に合った派遣会社を選ぶようにしましょう。

紹介予定派遣

紹介予定派遣は、派遣社員としてある一定期間(最長6ヶ月)働いた後、双方(あなたと派遣先)が合意すれば正社員、または契約社員などの社員になれるというものです。

詳しい雇用形態は応募の時点で分かる上、直雇用になる前に派遣社員として働きながら「会社を見極める」ことができるというメリットがあります。

実際私も紹介予定派遣を通じて派遣から正社員になり、事前に社内の雰囲気や人間関係を把握することができて良かったと思っています。

ただ、紹介予定派遣も契約社員の案件が半数ほどありますし、絶対に社員になれるという保証がないというデメリットもあります。

紹介予定派遣については詳しい流れ(体験談つき)を下記記事にてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

派遣会社を選ぶ時の3つの注意点

注意その1:HPだけを見て決めない

当然ですが、HPというのは(派遣会社に限らず)基本的に「良いこと」しか書いてありません。

なので、HPだけを見て判断せず、実際にその派遣会社を利用している(したことのある)人の口コミ等(SNS含む)もあわせてチェックするようにしましょう。

注意その2: ひとつだけに絞らない

魅力的な派遣会社があったら、そこからひとつに絞らずに必ず両方(または複数)登録するようにしましょう。

派遣会社によっては、その会社しか持っていない独占求人があることも多いです。

また、すでに複数の派遣会社に登録しておけば、いざ興味のある求人を見つけた時に「まずは登録」というタイムラグを防ぐことができます。

↑こういった求人はカラ求人(登録させるためにある架空の求人)も多いんですが、中にはリアル求人(しかし人気の故早い者勝ち)というケースもあります。

とにもかくにも「気になる派遣会社があったなら早めに登録を済ます」は鉄則です。

注意その3: 担当者の対応も要チェック

WEBにて登録をした時、当日~数日以内に派遣会社の担当者から連絡があります。

その時の対応が良いか悪いか、レスポンスが早いか遅いか、また話しやすいかなどもあわせて確認しておくようにしましょう。

この時点で対応が悪いなと感じたら、登録した後もおそらく同じ対応を受けることになります。

レスポンスが遅い会社は、求人エントリーや面接を受けても「なかなか返信が来ない・・・」という事もあり得ます。

先ほど口コミも重要だと言いましたが、やはり「あなた自身が感じた印象」ほど信頼できるものはありませんよ。

それに、最初に感じた違和感って大体合ってることが多いです!

それでも迷ったらどこに登録すれば良い?

このように、派遣会社を選ぶ基準は色々あります。

それでも「どこの派遣会社にしたらよいか分からない!」という方もいるかもしれません。

さくら

判断材料がたくさんあればあるほど悩みますよね、、、。

そんな方には、私はテンプスタッフをおすすめします。

理由は主に3つ。

  • 案件数、特にオフィスワーク案件が多い
  • 求人の質が高い(大手や優良企業が多い)
  • コーディネーターの対応が丁寧&親身

②③は、実際に私がテンプスタッフで働いた時に感じたメリットです。

私は派遣&紹介予定派遣ともにテンプスタッフでいくつもの派遣先で働いたのですが、そのどれも環境が良く、最後まで快適に働くことができました。

そのうち、紹介予定派遣で働いた先は今の就業先です。

また、悩むことがあっても定期的に担当が来てくれ声をかけてくれたので、その都度何でも気兼ねなく相談することができました。

元々テンプスタッフは創業者が「女性が働きやすい環境づくり」を目指して設立した会社ということもあり、社員も女性の割合が高いです(私の担当は全て女性でした)。

男性には言いにくいことや細かな要望なども相談できるという点も、テンプスタッフにして良かったなとすごく思いましたね。

事務求人に興味がある方はもちろん「担当者からの手厚いサポートを受けたい」という方は、まずテンプスタッフに登録しておけば間違いないですよ。

→テンプスタッフに登録する

まとめ

最後に、派遣会社それぞれの特徴を簡単にまとめました。

派遣会社それぞれの特徴まとめ

テンプスタッフ・・・事務求人数&英語を使った求人数が豊富。マージン率低め。
スタッフサービス・・・全体の求人数が圧倒的に多い。紹介スピードが早い。
アデコ・・・外資系求人が多い。在宅の検索がしやすい。
リクルートスタッフィング・・・在宅の検索がしやすい、健康保険の自己負担率が低い。
ランスタッド・・・絞り込み検索条件が豊富。完全在宅ワーク制度あり。
マンパワー・・・英語に力を入れている。
パソナ・・・時給が比較的高め。
          

派遣会社を選ぶ時の基準は人によって異なります。

ひとつに絞る必要はないので、さまざまな観点からぜひ「いいな!」と思う派遣会社を見つけてくださいね。

【派遣歴10年】おすすめの派遣会社はこの3社!

テンプスタッフ

おすすめポイント

  • オフィスワーク案件が多い!
  • 未経験歓迎の求人も豊富!
  • 女性担当が多く相談しやすい!

テンプスタッフは全体の求人数のうち約半数が事務案件と、業界の中でも特に事務に力を入れている派遣会社です。

創業者が女性ということもあり、派遣担当も女性が多く女性特有の悩みも気軽に相談しやすいです。

また、テンプスタッフは「担当の質が高く(担当の差に大きなバラつきがない)サポート力が高い」ともっぱらの評判です。

実際に私がお世話になった派遣会社でもテンプスタッフの派遣担当が(どの方も)断トツで好印象でした。

「事務の派遣を探している」「担当の質にもこだわりたい」という人は、テンプスタッフに登録しておけばまず間違いないですよ!

スタッフサービス

おすすめポイント

  • 仕事紹介までのスピードが早い!
  • 取引企業数4万件以上(業界最大級!)
  • スキルアップ支援が充実!

スタッフサービスはとにかく求人の紹介が早く、私が登録した時も面談時点でいくつもの案件を紹介されました。

他にも「面談当日に5件紹介を受けた」「面談の翌日に派遣先が決まった」との声もあり、スピーディーな対応には定評があります。

「できるだけ多くの紹介を受けたい!」
「できるだけ早く次の仕事に就きたい!」

という人は、スタッフサービスへの登録は必須です。

リクルートスタッフィング

リクルートスタッフィング

おすすめポイント

  • 他社に比べて時給が高めの求人が多い!
  • 保険率が低い「リクルート健康保険組合」に加入できる!
  • 完全オンラインで登録完了できる!

利用者の中でも友人の紹介によって登録したという声が多いリクルートスタッフィング。

求人の数はテンプスタッフやスタッフサービスに比べてやや少なめですが、リクルートという知名度と信頼性があり、多くの大手企業と取引があります。

また登録後の電話面談やWEB面談が必須ではないので、希望をしなければオンライン上で全て完結できるというメリットもあります。

顔写真と身分証明書のアップロードは必須になりますが、自宅でササっと行うことができるのでぜひこの機会に登録を済ませておくと便利ですよ!

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