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派遣会社はどこがいい?賢い5つの選び方&注意点を解説

2021年11月10日

派遣社員として働きたいけど、どこの派遣会社がいいんだろう?

「派遣で働こう!」と思っても、いざ登録しようとするとどこの派遣会社に登録したら良いか迷ってしまいますよね。

「派遣会社なんてどこも変わらないかな……?」と思っても、実際は派遣会社が違うだけで

  • 応募できる求人が少ない
  • 他社より時給が低い
  • サポートの質が低い

といった大きな差が生まれてしまう場合があります。

さくら
さくら

実際にそういう不満を抱えた派遣社員をたくさん見てきました!

そこで今回は、派遣会社を選ぶ時に「重視すべきポイント」や「注意点」についてご紹介したいと思います。

これを読めば、少なくとも派遣会社選びに後悔することはなくなるはずです。

今まさに派遣会社選びに苦戦している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。🙂

この記事の筆者

さくら
20代~30代まで約10年間派遣社員として勤務し、7社の派遣先にて勤務経験あり。33歳で派遣から正社員へ。⇒プロフィール詳細

10年間派遣にどっぷり浸かってました。

派遣のしくみとメリットデメリット

派遣とはどんな働き方なのか?

まずは、簡単に派遣のしくみのおさらいです。

派遣を簡単に言うと、派遣会社に登録し、その会社を通じて派遣先の企業で働くことを言います。

派遣の仕組み

派遣社員はあらかじめ決まった契約期間の元働きますが、同じ事務所(同じ仕事内容)で働けるのは最長3年と決まっています。

さくら
さくら

長期派遣の場合は大体3~6ヶ月更新で働くことが多く、ほとんどの派遣会社が「時給制」です。

派遣のメリットとデメリットは?

派遣として働くことによるメリットとして挙げられるのは

  • 自分の都合に合わせて働くことができる
  • さまざまな企業や業界で働くことができる
  • 派遣先が合わなかったら辞められる(契約満了が原則)

といったことです。

反対に、派遣のデメリットとしては

  • 契約期間があるため収入が不安定
  • 一般的に正社員より年収が低い
  • 派遣先ごとに毎回仕事内容や人間関係が変わる

といったことが挙げられます。

お金の面は気になるけど…自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働けるのはいいね。

さくら
さくら

時給は職種によって大きく変わってくるよ。ちなみに2023年6月の平均時給は1,631円となっているよ!※1

※1 株式会社リクルートの調査研究機関「ジョブズリサーチセンター(JBRC)」による『派遣スタッフ募集時平均時給調査【三大都市圏(関東・東海・関西)】』より

派遣会社の選び方!自分に合う派遣会社を見つける5つのポイント

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日本人材派遣協会のデータによると、派遣会社の許可事業所(支店や営業所含む)は、中小や大手もあわせて全国に42,448カ所あります(2021年6月時点)。

数年前のデータにはなってきますが、それでもかなり多くの派遣会社が存在することが分かりますよね。

そして、派遣会社にはそれぞれ強みや特徴が異なってきます。

希望全部を満たす派遣会社を見つけるのはなかなか難しいので、「これだけは妥協できない!」というポイントを重視して派遣会社を選ぶことをおすすめします。

中でもおすすめの選び方は以下の5つです。

求人数や内容はどうか?

やはり派遣社員にとって「派遣会社が保有する求人数」はとても重要です。

ちなみに大手派遣会社7社の【全体の】求人数はこちら。

派遣会社 求人数
スタッフサービス 約17万件
テンプスタッフ 約6万5,000件
ランスタッド 約1万8,000件
マンパワーグループ 約1万3,000件
パソナ 約1万件
アデコ 約8,000件
リクルートスタッフィング 約7,000件
2023年2月時点

全体の求人数としては、スタッフサービスが断トツのトップです。

ですが、ここで重視すべきは「全体の求人数」ではなく「希望の条件を満たすの求人数」です。

たしかに。せっかく登録したのに希望分野の求人がなかったら意味ないもんね。

さくら
さくら

そうそう。逆に希望する求人が多ければ多いほど、より希望にマッチした派遣先に出会う可能性が高まるってこと!

たとえば、事務職に就きたいのか、英語を使いたいかなどでも選ぶ派遣会社は変わってきます。

事務で働きたいなら…

テンプスタッフ(約40,000件)、スタッフサービス(約26,000件)の2社がおすすめ!

どちらも「未経験験OK」から「スキル必須」など求人の幅がとても広く、さまざまなスキル層の人が利用しやすい!

英語を使って働きたいなら…

テンプスタッフマンパワーは英語スキルチェックを行っており、自分のスキルを簡単に知ることができる&自分に合った求人を紹介してもらえる!

アデコは英語求人の約半数が外資系!キャリアコーチによるキャリア構築のサポートをするなど英語に力を入れている!

在宅で働きたいなら…

リクルートスタッフィング」と「アデコ」は検索条件で在宅の頻度を選べる項目があって検索しやすい!

テンプスタッフは在宅案件の半数以上が事務案件&完全在宅も1,000件以上あり!

それぞれ、詳しくは下記記事にまとめていますのであわせて参考にしてくださいね。

希望するエリアや業界があるか?

大手の派遣会社は全国に支店があるものが多いですが、求人エリアが【都市部に集中している】という事実があります。

たとえば「リクルートスタッフィング」の場合、東京都だけで5,000件以上の求人がありますが、岩手県だと10件前後しかヒットしませんでした。

地元の求人ができるだけ多いところがいい!という場合は、その地域密着型の派遣会社に登録するのがおすすめ。

地域密着型の派遣会社を探す方法はいくつかありますが

  • 「地域名」+「派遣会社」で検索(派遣会社に直接ヒット)
  • 「地域名」+「求人」、「地域名」+「仕事」などで検索(求人情報サイト⇒派遣会社にヒット)
  • 地元の新聞(折り込み広告)や無料雑誌をチェック

といったことが効率的です。

また、現時点で「エンジニアに興味がある」「絶対介護系!」などと業界が決まっているのなら、業界に特化した派遣会社(この場合「パソナテック」や「リスジョブ介護」など)に登録すると希望に合った求人に多く出会うことができますよ。

福利厚生や制度はどうか?

大手派の派遣会社はどこも福利厚生が充実していますが、半休制度の有無やマージン率など異なる部分もあります。

半休あり
記載なし

  • テンプスタッフ
  • リクルートスタッフィング
  • パソナ
  • アデコ

  • スタッフサービス
  • ランスタッド
  • マンパワージャパン

(※2023年8月時点)

記載なし=半休がない、とは断定できませんが、半休制度は派遣社員の大きなメリットのひとつなので、書いていない時点で期待しない方が良いでしょう。

また、マージン率も派遣会社(厳密には支社ごと)に違ってきます。

さくら
さくら

マージン率はいわゆる「派遣会社の取り分」のことです。

マージン率は派遣社員の時給にも関係してくるので、ぜひ事前に確認しておくようにしましょう。

とは言え、マージン率が高い=悪、とは一概には言えないです。

マージン率が高い派遣会社はその分福利厚生やスキルアップ研修が手厚いところもあるので、あわせてチェックしておくとよいでしょう。

担当者の対応やサポートはどうか?

担当者の対応は、正直その人個人の問題でもあるので派遣会社ごとにくくって評価することは難しいです。

ですが、派遣会社の「(社員への)教育体制」や「働きやすさ」「企業方針」などがそのまま派遣社員への対応に反映されることもあります。

ちなみに私は中小・大手も含め7社の派遣会社に登録しましたが、担当が(変わっても)一貫して「良かったな~」と感じたのは「テンプスタッフ」です。

さくら
さくら

私の場合全員女性だったのですが、頻繁に派遣先に顔を出してくれて親身に話を聞いてくれました。

派遣会社の実際の対応は、X(旧ツイッター)などの口コミを見るのもおすすめですよ!

ゆくゆくは社員になりたいか?

派遣社員からゆくゆくは社員になりたい!という場合、現時点で検討すべき選択は以下の3つです。

  • 無期雇用派遣制度の有無
  • 紹介予定派遣案件の豊富さ
  • 正社員求人の有無

無期雇用派遣

無期雇用派遣は、派遣会社と無期の契約を結んでさまざまな派遣先で定年まで働く、という働き方です。

ただし、派遣先は変わる可能性がある、次の派遣先は基本的に「派遣会社が」決める、といったルールもあります。

無期雇用派遣は大手の派遣会社ならどこも制度がありますが、特徴が微妙に違ってきます。

たとえば「ゆくゆくは絶対に派遣先で直雇用されたい!」のならテンプスタッフのファンタブル、「30代でも無期雇用派遣になりたい!」のならアデコのキャリアシードがおすすめです。

紹介予定派遣

紹介予定派遣は、派遣社員としてある一定期間(最長6ヶ月)働いた後、双方(あなたと派遣先)が合意すれば正社員、または契約社員などの社員になれるというものです。

詳しい雇用形態は応募の時点で分かる上、直雇用になる前に派遣社員として働きながら「会社を見極める」ことができるというメリットがあります。

実際私も紹介予定派遣を通じて派遣から正社員になり、事前に社内の人間関係や仕事内容を把握することができて良かったと思っています。

ただ、紹介予定派遣も契約社員の案件が半数ほどありますし、絶対に社員になれるという保証がないというデメリットもあります。

ちなみに私はテンプスタッフを利用しました。詳しい体験談は下記記事にて書いていますので、ぜひ参考にしてください。

正社員

そして、派遣会社によっては派遣求人だけでなく「正社員求人」を掲載しているところもあります。

正直、「ゆくゆくは正社員に」と思っているのなら最初から正社員求人を狙ってガンガン応募するのもアリです。

ちなみに大手派遣会社の中では「スタッフサービス」「テンプスタッフ」「マンパワー」などが検索画面で「正社員」のチェックボックスがあります。

派遣会社によっては契約社員やパートが含まれていたり、紹介予定や無期雇用が同枠になっている場合もあるので注意が必要です。

ですが、派遣会社の正社員求人の中には大手企業の求人が混じっていることも多いです。

また、企業と派遣会社とは金銭的な契約をしているため、明らかなブラック企業は比較的少ないのが大きなメリットのひとつです。

派遣会社を選ぶ時の注意点

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次に、派遣会社を選ぶ時に気を付けたい注意点が2つあります。

  1. HPだけを見て決めるな!
  2. ひとつだけに絞るな!

HPだけを見て決めるな!

当然ですが、HPというのは(派遣会社に限らず)基本的に「良いこと」しか書いてありません。

なので、HPだけを見て判断せず、実際にその派遣会社を利用している(したことのある)人の口コミ等(SNS含む)もあわせてチェックするようにしましょう。

ひとつだけに絞るな!

魅力的な派遣会社があったら、そこからひとつに絞らずに必ず両方(または複数)登録するようにしましょう。

派遣会社によっては、その会社しか持っていない独占求人があることも多いです。

また、すでに複数の派遣会社に登録しておけば、いざ興味のある求人を見つけた時に「まずは登録」というタイムラグを防ぐことができます。

↑こういった求人はカラ求人(登録させるためにある架空の求人)も多いんですが、中にはリアル求人(しかし人気の故早い者勝ち)というケースもあります。

とにもかくにも「気になる派遣会社があったなら早めに登録を済ます」は鉄則です。

【派遣会社の登録】よくある質問

派遣会社に登録する方法は?

最近多くの大手派遣会社で取り入れているのが「WEB登録」です。

WEB登録とは、派遣会社のHPから必要事項(氏名や連絡先など)を入力すれば登録完了するもの。

支社に出向く必要もなく、スマホで簡単にサクッと登録できるのでとても効率的です。

WEB登録後は、後日担当から連絡が来て、電話やオンラインで詳しい話をした後に仕事を紹介される流れになります。

ただし、一部の支社や地域の派遣会社ではWEB登録を行っていない場合もありますので、各社HPにて確認してください。

(その場合、派遣会社の支社に出向き登録作業を行う「来社登録」になります。)

登録したらすぐに仕事を紹介してもらえるの?

これは、派遣会社やその時にマッチした求人があるかないか?によって変わってきます。

ちなみに私は早い時で(来社登録の時ですが)面談後すぐ、遅い時では紹介が来ず、自分から求人エントリーをしたという事もあります。

そして余談ですが、スタッフサービスは希望条件以外の求人もその場でバンバン紹介されました笑

それでも迷ったらどこに登録すれば良い?

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このように、派遣会社を選ぶ基準は色々あります。

それでも「どこの派遣会社にしたらよいか分からない!」という方もいるかもしれません。

そんな方には、私はテンプスタッフをおすすめします。

理由は主に3つ。

  • 案件数、特にオフィスワーク案件が多い
  • 求人の質が高い(大手や優良企業が多い)
  • コーディネーターの対応が丁寧&親身

②③は、実際に私がテンプスタッフで働いた時に感じたメリットです。

私は派遣&紹介予定派遣ともにテンプスタッフでいくつもの派遣先で働いたのですが、そのどれも環境が良く、最後まで快適に働くことができました。

そのうち、紹介予定派遣で働いた先は今の就業先です。

また、悩むことがあっても定期的に担当が来てくれ声をかけてくれたので、その都度何でも気兼ねなく相談することができました。

元々テンプスタッフは創業者が「女性が働きやすい環境づくり」を目指して設立した会社ということもあり、社員も女性の割合が高いです(私の担当は全て女性でした)。

男性には言いにくいことや細かな要望なども相談できるという点も、テンプスタッフにして良かったなとすごく思いましたね。

事務求人に興味がある方はもちろん「担当者からの手厚いサポートを受けたい」という方は、まずテンプスタッフに登録しておけば間違いないですよ!

\3分で完了!/

テンプスタッフに登録する

※相談だけでもOKです

まとめ

最後に、派遣会社それぞれの特徴を簡単にまとめました。

派遣会社の特徴まとめ

テンプスタッフ・・・事務求人数&英語を使った求人数が豊富。
スタッフサービス・・・全体の求人数が多い。紹介スピードが早い。
アデコ・・・外資系求人が多い。在宅の検索がしやすい。
リクルートスタッフィング・・・在宅の検索がしやすい。
ランスタッド・・・絞り込み検索条件が豊富。
マンパワー・・・英語に力を入れている。
パソナ・・・時給が比較的高め。
          

派遣会社を選ぶ時の基準は人によって異なります。

ひとつに絞る必要はないので、さまざまな観点からぜひ「いいな!」と思う派遣会社を見つけてくださいね。

【派遣歴10年】おすすめの派遣会社はこの3社!

テンプスタッフ

おすすめポイント

  • オフィスワーク案件が多い!
  • 未経験歓迎の求人も豊富!
  • 女性担当が多く相談しやすい!

テンプスタッフは全体の求人数のうち約半数が事務案件と、業界の中でも特に事務に力を入れている派遣会社です。

創業者が女性ということもあり、派遣担当も女性が多く女性特有の悩みも気軽に相談しやすいです。

また、テンプスタッフは「担当の質が高く(担当の差に大きなバラつきがない)サポート力が高い」ともっぱらの評判。

「事務の派遣を探している」「担当の質にもこだわりたい」という人は、テンプスタッフに登録しておけば間違いないですよ!

スタッフサービス

おすすめポイント

  • 仕事紹介までのスピードが早い!
  • 取引企業数4万件以上(業界最大級!)
  • スキルアップ支援が充実!

スタッフサービスはとにかく求人の紹介が早く、私が登録した時も面談時点でいくつもの案件を紹介されました。

他にも「面談当日に5件紹介を受けた」「面談の翌日に派遣先が決まった」との声もあり、スピーディーな対応には定評があります。

「できるだけ多くの紹介を受けたい!」
「できるだけ早く次の仕事に就きたい!」

という人は、スタッフサービスへの登録は必須です。

リクルートスタッフィング

リクルートスタッフィング

おすすめポイント

  • 他社に比べて時給が高めの求人が多い!
  • リクルートグループならではの独占案件が豊富!
  • 保険率が低い「リクルート健康保険組合」に加入できる!

リクルートスタッフィングは、時給の高さや独占案件の豊富さ、保険料の安さが魅力の派遣会社です。

また、利用者の中でも友人の紹介によって登録したという声が多く、満足度も高め。

大手企業や人気企業の求人も多く、高時給で働きたい人や、スキルアップやキャリアアップを目指す人におすすめです。





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