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契約社員は損?紹介予定派遣で正社員になるための戦略と心得

2019年9月13日

紹介予定派遣の求人、契約社員登用のものが結構あるな。

いずれは正社員になりたいけど、はじめは契約社員でもいいかな?

このように、いざ紹介予定派遣の求人を見ていると「仕事には興味があるけど『契約社員』だ・・・」という求人って結構多くないですか?

目指している「正社員」ではない時点で、応募すべきかどうか悩んでしまう人も少なくないと思います。

結論から言うと、紹介予定派遣の契約社員は正社員にはなれないと思った方が良いです。

「いずれ正社員に…」と思っているのなら、最初から正社員求人を狙うべきです。

ちなみに私は紹介予定派遣で正社員になりました。

この記事で分かること

  • 契約社員の落とし穴
  • 紹介予定派遣で「正社員」になるための戦略と心得
  • 契約社員と正社員に関するよくある質問

今まさに紹介予定派遣を検討している人はぜひ参考にしてください。

この記事の筆者

さくら
20代~30代まで約10年間派遣社員として勤務し、7社の派遣先にて勤務経験あり。33歳で派遣から正社員へ。⇒プロフィール詳細

10年間派遣にどっぷり浸かってました。

紹介予定派遣で契約社員になるのは損!

紹介予定派遣の契約社員登用、と言うと

「いずれ正社員になれるならアリなのでは?」
「派遣に比べたらいいでしょ」

と思いがちですが、正直契約社員は「損」でしかありません。

それは、主に以下の3つの理由からです。

契約5年で雇い止めの可能性

正直、契約社員は派遣社員とあまり変わりません。

というのも、契約社員は派遣と同様いつでも切られるリスクがあるからです。


え?でも契約社員って5年たったら無期転換されるんじゃなかった?


いわゆる5年ルールってやつね。でも、必ずしもみんな無期転換されるわけじゃないんだよ。

さくら
さくら

契約社員には、5年以上同じ職場で働けば無期雇用で雇用される権利(5年ルール)が存在します。

これは企業側が拒否できない権利です。

ですが実際には5年に達する前に「雇い止め」をする企業も決して少なくないです。

↓実際の声↓

無期転換直前の「雇い止め」トラブルは他にも多くあり、中には訴訟を起こしている人もいます。

ですが、その結果負けてる人もいますし(参考サイト)、そこまでの負担を考えたら絶対に避けたいトラブルですよね。


あと重要なのは、5年経っても本人から申し出しないかぎり無期雇用転換はされない、ということ。

さくら
さくら

無期転換=正社員とは違う

そして無事に無期転換になったとしても、同じ職場の正社員とは待遇が異なる可能性があります。

たとえば、無期転換になったのに

  • 給料が以前と変わらない
  • 昇給の見込みがない
  • 待遇変わらないのに仕事だけ増える

といった企業もたくさんあります。

また、一度無期雇用になってしまったらそれこそそこから正社員になれる可能性は低くなります。

必ず正社員になれるわけではない

そして、契約社員から正社員を狙ったとしても必ずなれるわけではありません。

企業によっては

  • 正社員登用制度を設けていないため、契約社員が正社員になる道筋が明確に存在しない
  • 正社員登用制度があっても登用率が低く、狭き門である

といったケースが多いからです。

仮に過去に契約社員から正社員になった人がいたとしても、

  • それは何年前の話なのか?
  • 何人受けて、どのくらいが正社員になったのか?

などの詳細な情報がないと、それが一般的な話なのか特殊な例なのかの判断できません。

たとえば

数年前の話であれば、現在は状況が変わっている可能性あり

応募者数が数十人に対して数人しか正社員になれていないのであれば「非常に狭き門」

正社員になれた人が特別なスキルや経験を持っていた場合は、参考にできない

つまり、「契約社員から正社員になれる」という話は、具体的な状況や条件が分かってみないと、あまり意味がないということになります。


厚生労働省の調査※1によると、正社員登用制度がある会社でも登用率は26~45%とのこと。

さくら
さくら

※1:労働経済動向調査(令和5年2月)の概況(令和4年2月~令和5年1月)

紹介予定派遣で「正社員」になるための戦略と心得

次に、紹介予定派遣で正社員になるためにあなたがすべきことを具体的に3つご紹介します。

派遣の担当に「絶対正社員」と伝えておく

まず、求人を探す際に担当に「正社員以外は受けない」旨をハッキリ伝えるようにしましょう。

これで、担当から紹介を受ける際も変に「契約社員求人」を紹介される可能性が低くなります。

ただ、この時も「最初から正社員登用のみだけ受けるのか、正社員登用の実績がある契約社員だったらOKなのか」という基準もハッキリさせておいた方が良いです。

これによって紹介を受ける求人の幅も大きく変わってきますので、自分のビジョンをよくよく考えた上で伝えるようにしてくださいね。

求人の巧みな言葉に騙されない

そして、実際に紹介予定派遣の求人を応募する時は「この求人は正社員なのか契約社員なのか」をじっくり把握した上で応募するようにしましょう。

求人の多くは、タイトルに「正社員か契約社員か」が一目で分かるものが多いですが、中にはあいまいな表現で書かれているものも少なくないです。

たとえば、こんなのですね。

これらは「正社員」とは言っていません。

というより、こういった記載がある求人のほとんどは、よくよく応募要項を見ると「登用後:契約社員」と記載されていたりします。

こういった誤解を避けるためにも、エントリーをする前に必ず求人の詳細を隅から隅まで徹底的に読むようにしましょう!

正社員登用求人は企業情報を事前リサーチ

そして最後は、正社員登用の求人は事前に企業情報をリサーチしましょう。

たとえば、「正社員登用」について

  • 実際の登用実績はどうか?
  • 正社員登用の条件は?
  • 正社員登用までの期間は?

といったことを担当に確認する。または会社のHPや企業口コミで調べる。

全ては分からないかもしれませんが、分かる範囲でも事前にチェックするのとしないのでは大きく違います。

また、

  • 会社のHPや転職サイトなどでその職種が正社員として募集されていないか?
  • その職種に将来性があるか?業績状況は?

といったこともあわせて調べておくと良いでしょう。


これらの本⇩も参考になりますよ!

さくら
さくら

まとめ

同じ紹介予定派遣でも、契約社員登用と正社員登用では全く異なってきます。

「ゆくゆくは絶対に正社員に!」と思うのなら、はじめから正社員登用枠を狙って応募していきましょう。

【事務】派遣から正社員に「テンプスタッフで紹介予定派遣」をおすすめする3つの理由

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