正社員に転職したいけど、ハローワークって求人の質とか倍率とかどうなんだろう。
実際にハローワークを使った人のリアルな感想を聞きたいな。
「どうしても正社員になりたい!」
「一刻も早く正社員になりたい!」
そう思った時にまず考えるのが、「ハローワークで仕事を探す」ではないでしょうか?
ハローワークといえば、転職活動の王道ですよね。実際に私もハローワークで転職活動をしたことがあります。
でも、実際に私はハローワークを利用して、ぶっちゃけ「完全に時間の無駄だったな」と感じています。
厚生労働省が運営してるからしっかりしてるとか、良い求人がたくさんあるとか勝手に思っていましたが、全くそういったことはありませんでしたよ!
むしろ、私の場合2~3ヶ月ハローワークに入り浸りましたが、結局嫌な思いをたくさんして終わりました。
ハローワークはブラックな企業が多い

いきなりですが、これが私がハローワークをおすすめしない最大の理由です。
ハローワークは、たしかに求人数は多いです。毎日更新されますし、事務職だけでも検索をかけるとかなりの数ヒットします。
でも、詳細を見てみると
- 「年間休日数87日」
- 「夏季休暇(3日)、冬期休暇(3日)」
- 「通勤手当:上限200円」
- 「月給138,000円」
と、思わず「えぇぇ?」と目を疑いたくなるような求人が意外と多いです。
それもそのはず。
ハローワークは企業が【無料で】求人掲載できるので、たとえ人材募集にお金がかけられないようなブラック企業でも簡単に募集できてしまうからです。
中には、毎回たくさん人が辞めてしまうので「(お金がかからない)ハローワークで募集しないとやってられない」という企業もあったりします。
もちろん、ハローワーク側から「ここはブラックだから気を付けた方がいいよ!」なんて警告もないので、一歩間違えるととんでもない会社に応募してしまう可能性も大です。
※ちなみにカラ求人も多く存在します。
ハローワークには、最初から採用する気ないのに募集する「カラ求人」が紛れ込んでる。
・会社の知名度を上げるため
・若手人事の面接練習のため etc…でも、どんな理由でも応募があれば基本ハロワはそのまま掲載するから怖い。
きっと私が落ちまくった20社の中にもあったんだろうな…#時間の無駄— さくら@派遣10年から正社員 (@SakuraToDream) December 9, 2019
ハローワークで今まで派遣で経験してきた好待遇を正社員でも受けたい!と思ったら、いざ求人を見てガッカリしてしまいますよ。
ちょっとでも良い求人があるとめちゃくちゃ倍率が高い

そんな状況なので、ちょっとでも好条件・好待遇の案件があると必ずと言っていいほど応募が殺到します。
実際、私もたまたまものすごく良い条件の案件を見つけて「ぜひ応募したいです!」と言ったら、その時点ですでに60人が応募していました。(面接の段階では80人を到達していたそうです)

ちなみに、それでも「受かるかも!」と思って受けましたよ、その会社。
でも、応募者が多数いるからか面接自体もかなりサッパリしたもので、あっさり落とされてしまいました。
もちろん、私の実力が足りなかったのが一番の原因なのですが、それでもここまで倍率が高いと一気に自信を無くしてしまいます。
たとえ良い案件があっても、これを繰り返して勝ち残らなきゃいけないのか!!
と悟った時の絶望感。。。
特に私は氷河期世代なので、あの辛かった就活時代の再来か!と思うくらい辛かったです。
相談員の質が悪い

ハローワークに行くと、求人の相談に乗ってくれる『相談員』がいます。
相談員と言うと響きはいいですが、私の場合、当たった相談員はみんなお世辞にも質がいいと言えなくて、かなり不快な思いをしました。
なんていうか、ものすご~~くぶっきらぼうなんですよね。
ちなみに私はそれまでずっと一般事務の派遣を転々としていたのですが、
- 事務で特に何の資格も持ってないこと
- ずっと派遣だったこと
- 職歴が無駄に多いこと
これらを小バカにしたような態度をとられることが多く、かなり精神的にダメージやられました。
中には親切に対応してくれる人もいましたが、それでも「親身に相談に乗ってもらう」とは程遠く、
私のことを考えてアドバイスしているんじゃなくて、あくまでもたくさんいる求職者のうちの1人として事務的に作業してる感じだなあ
といった印象を強く持ちました。
もちろん、ハローワークの相談員は1日に何十人もの人を相手にしないといけないですし、エージェントのように事細かなあなたの情報を知った上でじっくり話すこともできないので、ある意味仕方ないとは思います。
でも、ただでさえ無職で不安なのに、バカにされたような態度をとられるというのは予想以上にかなり凹みますよ。
通えば通うほど鬱になる

ハローワークの求人はインターネットでも見れますが、より細かい内容を見るためには直接ハローワークの事業所に行かなければ見れません。
また、いざ応募する時も事業所に行って紹介状を書いてもらわないといけないので、これこそ一刻も早く就職したければ毎日のように通わないといけないんです。
でもね、最初こそやる気があって「頑張るぞ!」という気持ちがあるのですが、毎日のように顔を合わせる人や、明らかに目が死んでる人、だらだらと通い続けてる人を見続けるとだんだん鬱になってくるんですよ。
- あの人もまだ決まらないのか・・・
- 私もこのままあの人たちみたいになったらどうしよう・・・
ここまでくると、やる気どころか焦る一方です。
はっきり言って、毎日そんな環境の中モチベーションを上げ続けて就活をするのはかなり大変です。
「周りなんて全然気にならない!」というタフな精神の人なら関係ないかもしれませんね。でも、私はダメでした。
2020年5月補足:
現在はインターネット登録をしマイページを作っておけば自宅でも求人の詳細を知れるようになりました。
ちょっとでもやる気をなくせばすぐに終了

そして、当然ですがハローワークは基本自分で動かないと就活できません。
転職サイトのように何もしなくても企業側からあなたへオファーが届く!といったこともないので、ちょっとでもやる気をなくしてしまえばそこですぐに終了になってしまいます。
雨の日も疲れた時も関係なく、自分を奮い立たせてハローワークに足を運ぶ。ひたすらこの繰り返しです。
まさに自分との闘いですね。
自分の就活とは言え、完全に自分自身で最初から最後まで頑張らないといけないので、精神的に強くないとやっていけません。
転職は1人で闘うと精神病みます
先ほども言いましたが、せっかく貴重な時間と労力をかけて転職活動をするなら、ブラック求人が多い&全て自分の力で頑張らないといけないハローワークは絶対にやめましょう。
あまりにも効率が悪すぎです。
ですが、転職サイトなども一見「いいな」と思っても、それが本当に良い案件かどうかなんて分かりません。
表面だけ良いこと書いてあっても、実はブラック・・・ということもよくあります。
おすすめは、あなたの過去の経験や希望条件を元に「向こうから」最適な案件を紹介してもらえる「転職エージェント」や「紹介予定派遣」を利用すること。
私は結局ハローワークで受かった会社がブラック、最終的に紹介予定派遣でホワイト企業の正社員になりました。
また、友人は転職エージェントを使って派遣から正社員への転職を成功させました。
ハローワークでの求人探しに限界を感じている人は、これを機に別の方法に踏み切ってください。
ハローワークではあり得なかった「内定までの手厚い指導&サポート」を受けられるので、今までよりもぐっと効率よく転職活動ができますよ。
まとめ
ここまで言いましたが、ハローワークにも良い点はあると思います。
- 地域密着型
- 転職エージェントにはない求人がある(たまには良い案件も・・・)
ですが、少なくとも私の場合、ハローワークに数ヶ月費やしたものの結局良い求人に出会うことがなく(あってもライバルが多すぎて玉砕)、だんだん精神的にも病み足が遠のいてしまいました。
でも、今思えばそれが正解だったと思います。というより、もっと早く気付くべきでした。
これから一歩踏み出して転職活動するあなたには、私のように貴重な時間をハローワークだけに費やしてほしくないです。
「次の転職を最後にしたい」と思っている人こそ、少なくともハローワークだけに絞らずに幅広く転職活動を行うようにしてくださいね。
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