お金・貯金・節約

ずっと独身なら「一生派遣」でも大丈夫?毎月数万円の貯金で満足してたら後で痛い目見ます。

投稿日:2018年10月15日 更新日:

いまの派遣の生活がまぁまぁ満足な生活を送っていると、つい「今のまま一生派遣でもいいかな~」という気持ちになってしまいますよね。

  • 3年経って契約切られたら、また別のところ探せばいいや
  • 派遣の案件はいつもたくさんあるから、職に困ることはなさそう

しかも、いま独身で、これからも結婚の予定はない!という人は

『今派遣で何不自由なく食べていけてるから、きっとこのままでも何とかなるだろう!』

とつい気楽に考えてしまうことが多いです。

でも、もしあなたが毎月のやりくりを何とかできている状態、または月に数万円しか貯金できていない状態ならハッキリ言って『超キケン』ですよ!

「子供もいないんだし、毎月貯金できてたら余裕じゃない?」

と思うかもしれませんが、一生、それこそ死ぬまでの間には「突然の出費」しかも「意外と高い出費」に出くわすことが何度もあります。

あなたは、その状況になった時でも問題なく生活できそうですか?

また、そのために計画した「貯金」が毎月きちんとできてますか?

 

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私が実際に経験した「生活費以外の痛い出費」の数々

私は、20代から30代までほぼ10年間ずっと派遣社員として働いてきました。

たった10年間ではあったのですが、それでも「イタすぎる!」と思った出費が山のようにありました。

これからずっと1人で派遣で生きていこうと思っているのなら、最低限次のような出来事は覚悟しておくようにしてください。

 

家電製品の買い替え

私は、一人暮らしを始めて8年目に「冷蔵庫」「洗濯機」と立て続けに壊れ始めました。

それだけで、一気に10万円の出費。

さらには翌年に電子レンジと炊飯器が壊れ、2つあわせて5万円の出費がかさみました。

 

当然ですが、いま使っている家電は「一生モノ」じゃないです。

いつか必ず壊れます。そして、案外そういったものって次から次へと壊れたりします。

家電は生活必需品なので「ちょっと待った」ができないのがイタイところ。

特に1人暮らしを始めた時に全部まとめてに家電を買った人は、同じように一気にガタが来ることが多いです。

「あれ、何か調子悪いな」と思ったら、本当にあっという間に使えなくなりますよ!

 

病院代

 

「今は健康だし、ここ数年病院なんて行ってないから大丈夫!」

そう思っていたのに、とある派遣先で働いてからだんだん鬱っぽくなってしまい、精神科に通うハメになりました。

1回につき3,000~4,000円を週に2回。半年ほど通っていたので、ざっと12万です。(書いていて怖い…)

いくら健康に気を付けていたって、ケガで入院することもありますし、いきなり車にぶつけられる可能性だってあります。

また、私のように病気をしなくても病院のお世話になることがあるかもしれません。

その「いざ」という時のためにある程度のお金を貯めておかないと、場合によってはより深刻な状態になってしまいますよ。

 

GWやお正月など『大型連休』翌月の生活費のやりくり

大型連休ってすごく嬉しいですが、派遣社員にとってはそうも言ってられないですよね。

ちなみに私の友人は貯金を大型連休で使いまくり、案の定次の月にお金がなくなってしまっていました。

結局親に頼み込んでお金を送ってもらっていましたが、案の定「いい年して何やってんだ!」とめちゃくちゃ怒られていましたよ。

派遣社員は休みが多ければ多いほど、その次の月に入ってくるお給料は少なくなってしまいます。

その時に、足りない分を貯金から余裕でやりくりできるよう、あらかじめ蓄えておくようにしましょう。

 

車を所有する上でかかる費用

都内では少ないかもしれないですが、地方に行くと自分の車を所有している人って結構多いですよね。

車を所有していると、それだけで

  • ガソリン代
  • 自動車税
  • 車検

といった費用がかかってきます。

これだけでも一気にお金が無くなりますが、日々運転をしていると

  • 交通違反で捕まった(罰金がものすごく高い)
  • 駐車料金や高速代がちょいちょいかかる

といったことも出てきます。

ちなみに私は、30分単位の駐車場に2分遅れてしまい見事に違反シールが貼ってあり、反則金10,000円を払うハメになったことがあります。

 

また、車が壊れてしまった時は、新しい車を買うのに莫大なお金が必要になります。

「車なんてローン組めば問題ないでしょ!」と思うかもしれませんが、実は、派遣社員は正社員に比べて車のローン審査は結構厳しめです。

特に金利の低い金融機関のマイカーローンはなかなか難しいですし、晴れてローンが通ったとしても、高い金利のものだとその分支払いが大変になってしまいます。

車が必須の生活なら尚更のこと、車用の貯金を毎月コツコツしておくと安心です。

 

住んでいるアパートやマンションの更新料

 

住んでいるアパートやマンションによっては、更新料が発生することもあります。

たとえば関東では、2年に1回、家賃1ヶ月分を払うのが一般的になっています。

(私は忘れた頃に2ヶ月分の家賃が引き落とされていて青ざめた経験があります。)

そこに長く住み続けるのであれば、あらかじめ更新料の分も貯金しておかないといけないですね。

 

引っ越し費用

「更新料なんて払いたくないから、更新ギリギリで引っ越します!」

という人も中にはいると思います。

また、次の派遣先が遠くなったなどの事情で引越しを検討する人もいますよね。

引っ越しってめちゃくちゃお金かかりますよ。引越し業者に払う費用ももちろんですが、新しいアパートの敷金礼金、仲介手数料などで一気にお金が吹っ飛びます。

私はこれまでに何度も引越しをし、その都度貯金がなくなってまさに「引越し貧乏」状態だったのですが、3月に引っ越した時は1人暮らしなのに引っ越し代だけで10万もかかりました。

引越しは、例えしたくなくても「せざるを得ない」状況というのもたまに出くわします。その時に困らないためにも、ある程度の貯蓄はしておいた方はよいですよ。

 

冠婚葬祭

これは一般的に、親戚や友人の数が多ければ多いほどお金がどんどん飛んでいきます。

結婚式なら前もって分かっているのでご祝儀の用意をすることができますが(それでもキツイですが)、お葬式となったらそうも行きませんよね。

でも、だからと言って「お金が無いから無理!」なんて言えないですし、大人の常識として、額を明らかに少なく入れるわけにもいきません。

また、年齢が増せば増すほどそういった行事も増えて、その分お金を払う機会もグンと増えます。

私は20代の頃は結婚式の紹介が多くありましたが、30代になってから一気に「親戚の法事」が増えました。

それこそ毎年のようにあるので、微妙に香典を包むのがイタイです…。

また、悲しいことに亡くなる人の数も年をとるごとにどんどん増えていっています。

 

老後の蓄え

派遣社員の一番痛いところは、「退職金がない」というところ!

多くの会社員は、老後の資金をこの退職金でカバーしようとしています。

また、退職金で住宅ローンを払いきって、残りの人生は年金をフルに使って悠々自適に過ごす人も多いです。

ですが、退職金がない派遣社員は結局「年金」にしか頼ることができません。

その年金ももらえるか分からないですし、家賃などがあったらまるまる年金を生活費に回すことはできないですよね。

また老後と言えば、金融庁が「老後資金に2,000万必要」との報告書を提出して話題になりました。

老後の生活においては年金などの収入で足らざる部分は、当然保有する金融資産から取り崩していくこととなる。

65 歳時点における金融資産の平均保有状況は、夫婦世帯、単身男性、単身女性のそれぞれで、2,252 万円、1,552 万円、1,506 万円となっている。

なお、住宅ローン等の負債を抱えている者もおり、そうした場合はネットの金融資産で見ることが重要である。

収入と支出の差である不足額約5万円が毎月発生する場合には、20 年で約 1,300 万円、30 年で約 2,000 万円の取崩しが必要になる。

(引用:金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書より)

 

これには賛否両論ありますが、あながち間違いではないかと思います。

ちなみに30歳からゼロスタートで65歳までに2,000万を貯めるとしたら、毎月必要な貯金額は「5万5千円」。(老後のためだけで)

そう考えると、毎月1~2万プラスになったからと言って

「今月も黒字だ!派遣でいても、ずっとこのままの生活は何とか確保できそう♪」

と考えるのはとても危険な考えだということが分かりますよね。

 

次の派遣がすぐ決まるとは限らない

 

派遣社員の何が厳しいって、やはり「雇用が安定しない」ということではないでしょうか?(車のローンもこれが原因で落ちてしまうことも多いです)

たとえ今までずっとひとつの会社に派遣社員として働いてきた人も、派遣法が改正されたことによって「3年で派遣先を変えないといけない」という状況に変わってしまいました。

また、最近は3年を前に雇い止めする企業も増えてきています。

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もしかしたら、今は契約が終了しても派遣会社から次の仕事の案件紹介がたくさん来て、そこから選べるかもしれません。

でも、これが30代(特に35歳)を過ぎると紹介案件が一気に減ってしまいます。

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現に、派遣社員の大半は20代後半~30代前半です。しかもその中でも最も需要が多いのは【20代半ば~後半】だと言われています。

そんな状況で派遣の仕事を勝ち取る作業を、それこそ「3年ごと」「定年まで」毎回行わなければならないのって、とてつもなく大変だと思いませんか?

また、次の派遣先が決まるまでに期間が空いてしまうと当然ですがその間はお金が入って来ません。

つまり、雇用が不安定な中、それでも安定して生活していくためには、いつ仕事がなくなっても補填できるくらいの貯金をしておかなければならないんです。

その「次が決まるまでの期間」がどのくらいになるかが分からない点が不安要素でもありますが・・・「一生派遣で食っていこう!」と考えているなら、あらかじめそこまで覚悟をしておかないといけないという事ですね。

 

派遣の人が生き残る道

 

上記のことからも分かる通り、「一生派遣」はかなりリスキーな生き方です。

ただでさえボーナスや退職金が無い中で、

  • 交通費を自分で負担しなければならない
  • いつ仕事が無くなるか分からない
  • 正社員に下に見られることが多い

といったことがあり、精神的にも不安定です。

しかし、だからと言って「派遣の人が生き残れる道が全くない」と言いたいわけではありません。

そこで私がおすすめするのが、以下の4つの方法です。

 

できるだけ時給の高い仕事に就く

今の時給で生活ギリギリなのだとしたら、今度は今よりも高い時給の仕事に就くとそれだけで月にもらえるお金が全然違ってきます。

とはいえ、時給の高い仕事ってそれなりにスキルが求められますよね。

そこでおすすめなのが、「資格を取ること」+「その実績を残すこと」。

資格を取るだけでもすごいのですが、その実務経験があることでより周りの評価が高まります。

派遣先の評価はダイレクトに派遣会社に伝わりますので、次の仕事を探す時に今よりも時給が高い案件を紹介してもらえる可能性もグッと上がっていきます。

 

節約しまくる

毎月もらえるお給料が変わらないのであれば、今できることはただひとつ。そう「節約」です。

節約と言うと大変なイメージがありますが、普段の生活をちょっと変えるだけでグンとお金は貯めることができます。

ちなみに私は派遣時代、月収18万のうち毎月最低5万円を貯金することに成功していました。

▼私が毎月5万円を貯めるために行ったことまとめ▼

節約は、やればやるほど結果が見えて楽しいです。そして、やり過ぎて損なことはないです。(お金が貯まる一方!)

毎月1~2万の貯金で満足している人は、これを機会に毎月の出し入れを見直してみると、意外と節約できる部分がたくさんあることに気付くはずですよ。

 

派遣元の無期雇用社員になる

「次の派遣が決まるまでお金が無いなんて不安だ…」

という方は、派遣元の「無期雇用社員」という選択肢もあります。

無期雇用社員と言っても、正社員ではなく派遣社員なので、「一生派遣」というあなたの希望はそのままです。

そして、それに加えて無期雇用社員の場合は、次の派遣先が決まるまでの『待機期間』の間もお給料が発生します。

また、

  • 定年まで仕事がある
  • 会社によってはボーナスや交通費がでる

といったメリットもあるので、個人的には今の通常派遣を一生続けるのなら、派遣元の無期雇用社員になった方が断然おすすめです。

とは言え、その待機期間の金額は通常よりもはるかに少ないですし、派遣先の会社も基本的に「派遣会社」が決めるので、中には希望でない職場勤務を命じられることも十分あり得ます。(希望は多少考慮してくれますが、絶対ではないです)

正直なところ、「一生派遣でいるなら無期雇用派遣の方がいいけれど、デメリットも結構あるから微妙かな」というのが率直な感想ですね。

派遣の無期雇用はデメリットしかないと思っているあなたへ。その考え間違っていません。

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「派遣」という雇用形態から卒業する

「一生派遣」と考えているのに水を差すようで申し訳ないのですが、やはり何だかんだ言って「派遣ではなく正社員を目指す」のが一番ベストな方法です。

派遣法が改正されて痛感した方も多いと思いますが、派遣はどんどん肩身が狭くなってきてきます。

契約期間は重宝するけど、3年経ったらポイ

いくら仕事を頑張っても、一向に時給を上げてくれない

派遣先で直接雇用されたけど、パート契約で一気に時給が下がった

なんて話も、最近ではよく聞きますね。

これから一生生きていくのなら、できるだけ早い段階で派遣社員から卒業して「正社員」への道を選んだ方が賢明です。

ちなみに私は30代でハローワークを使って転職活動をし、20社以上落ちましたが(そして受かった1社はブラック)、最終的に「紹介予定派遣」で超ホワイト企業に正社員前提として受かることができました。

紹介予定派遣は、正社員の転職並みの面接がされますが、それでも「ガチガチの正社員」よりはハードルが低いです。

また、お互いに最長6ヶ月の試用期間があるので、実際に正社員になって「最悪な会社に入ってしまった…」と後悔する危険性を回避することができます。

いま、少しでも「今後の生活が不安だ」と感じているのなら、次の更新時には紹介予定派遣を選択肢に入れてみましょう。

なお、紹介予定派遣の面接で6回連続不採用になった経験から書いた「面接に落とされ続けた理由と受かるコツについてまとめた記事」もありますので、あわせて参考にしてくださいね。

 

まとめ

今の生活が何とか成り立っているからといって、これから先もずっと安泰とは限らないです。

くれぐれも、年をとったあとに「こんなはずじゃなかった」と思わないようにしてください。

本気で「一生派遣で働く」と決めたなら、十分な備えとそれなりの覚悟を持って、後悔のない選択をするようにしましょうね。

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