こんにちは、さくら(@SakuraToDream)です。
先日、以下のようなツイートをしました。
実際、私も30歳を過ぎたあたりから「何か前みたいにバンバン紹介されなくなったな・・・」と感じ始めました。
昔は「派遣=35歳定年説」なんかもよく言われてましたよね。
実際は年齢によって制限はないですし、年齢を理由に断られることはないのですが、、、(違法になるため)、
それはあくまで表面上のもの。
やはり派遣先によっては「年齢も重視している」ところって少なくないと思います。
30代派遣はやばい?派遣先が若い人を好む理由
今も昔もですが、派遣社員として入ってくる人は比較的若い人が多くないですか?
40代より30代、30代より20代、若い世代を好む理由は派遣先によってさまざまですが、主に以下のような声が聞かれました。
- 社員の年齢層が若いから(会社に馴染む人材がほしい)
- 若い方が社員が指導しやすいから
- 出産や子育てなどで仕事に影響が出るのを避けたいから
- 物事に柔軟に対応してくれそうだから
- 社内が活気づくから
つまり、若い世代の方が「一緒に働きやすい」「思い通りに仕事をこなしてくれそう」ってことですね。
事実はそこまで具体的に派遣会社に言ってはいないと思いますが、派遣先からの【年齢の希望】はあるみたいです。
実際、派遣先から年齢、性別、経験値などの詳しい求人情報が派遣元に伝えられ、派遣元で選考しています。求人誌には、年齢制限が出せない法律になっているので、派遣社員からしてみれば、無駄な時間を費やしてしまうケースが多いです。
— リンク@派遣の駆け込み寺 (@haken_sodan) May 12, 2023
そりゃ派遣先だって「せっかくならこういう人」という希望はあるとは思うけど、裏で実際にこういう事が行われてると思うと・・・正直ショックですね。
30代派遣社員を左右するのは「スキルと経験」
ただ、だからと言って「どの会社も30代以上を敬遠する」ということはありません。
むしろ派遣先によって30代を歓迎している求人もありますし、仕事内容によっては「ある程度経歴のある人が欲しい」という理由で30代以降を望んでいるところもあります。
ただ、先ほどもあったように「最初から除外されている」のを知らずにエントリーして結果を待って、落ちて、、
を繰り返すのってかなり時間の無駄ですし、精神的にも堪えますよね。
なので、求人にエントリーする際は
- 最初から「30代歓迎」「30代活躍中」といった求人を絞ること
- その中から自分のスキルや資格がアピールできそうな求人を選ぶこと
これだけでもだいぶ時間と労力の削減にはなるはずです。
くれぐれも、ただ条件だけを見てエントリーしないこと。
というのも、条件が良い人気の求人ほどライバルが多く、最終的に年齢がネックになってしまう場合があるからです。
中でも個人的には特に注意だなと思うのが「好条件の事務職」と「未経験OKの求人」ですね。
好条件の事務職
事務職はいつの時代もとても人気、つまりライバルが多いです。
特に「一般事務」「OA事務」は事務職の中でも特に人気の職種になるので、常に応募があります。
そこに「大手企業」「時給高め」「大学事務」などといった好条件が加わればさらに応募者が殺到します。
その時に、あなたが何か優れた優れたスキルや経験などのアピールポイントがあれば別ですが、
- 特にこれといったアピールポイントがない
- 応募者のスキルがどれも同じくらい
- 派遣先が特別なスキルを必要としていない
このような場合、派遣先は次に年齢を見て若い20代を採用するケースが多々あります。
未経験OKの案件
未経験OKの案件というのは、派遣先もある程度の期間、新しく入った派遣社員に(マニュアルなどを使って)手取り足取り指導することを想定しています。
その時に、できるだけ早く覚えて活躍してほしいという理由で「若くて物覚えが早い若い世代」を求めるところもあります。
いくら頑張っても最長3年なんだけどね・・・(心の声)
実際には若いからといって物覚えが早いということは決してないんですが、少なからずそういったイメージをもった派遣先もあるということですね。
スキル無し30代が求人をGETする3つの方法
「でも、私には大したスキルも資格もない。どうすれば・・・」
そんな人には、以下のような方法をおすすめします。
- 長年の「社会人経験」を重視している職種を選ぶ
- 条件にこだわり過ぎない
- 派遣会社との信頼関係を築く
長年の「社会人経験」を重視している職種を選ぶ
求人の中には、特別にコレといったスキルではなく「社会人経験が豊富な人材」を求めている職種があります。
たとえば、カスタマーサポートやテレアポなどは社会経験がある人の方が重宝される傾向にあります。
長年にわたって様々な人と仕事をした経験やコミュニケーションスキル等が活かせますね。
条件にこだわり過ぎない
さきほども言いましたが、好条件の求人はそれだけで人気が高い=狭き門です。
働く上での希望はもちろん事前に考えるべきですが、その中で妥協できるポイントを決めておく。
あれもこれもと考えていたら、いつまで経っても働けないです。
ちなみに私は「勤務地」を妥協しました。駅からバスで20分と遠かったからか、ライバルはほぼ皆無で受かることができました。
ちなみに勤務地に関しては次第に慣れ、それ以外は条件が良かったので妥協して良かったと思っています。
派遣会社との信頼関係を築く
当たり前ですが、あなたに仕事の紹介をするのは派遣会社。
派遣先にあなたをアピールするのも派遣会社です。
その派遣会社との信頼関係を築いておくのはプラスでしかないです。
具体的には
- 今の仕事を真面目にしっかりこなす
- できる限り長く働く
- 派遣会社とのやり取りは丁寧に
など。
考えれば当然の話ですが、派遣会社としても、やはり今まで自分の派遣会社に貢献してくれた人には「仕事を紹介したい!」と思いますし、自信を持って派遣先に紹介しやすくなりますよね。
それに、派遣担当も人間です。少しでも印象の良い人には良い条件の仕事を紹介したくなります。
少し話が脱線しますが、私が旅行会社で働いていた時、仲良くなったお客さんは「何としても席を確保してあげたい!(GW時期のハワイなど)」と思うことがよくありました。
エントリーする求人(派遣会社)の順番
ちなみに、求人にエントリーするなら
- 現在働いている派遣会社の案件
- 登録済みの派遣会社の案件
- 未登録の派遣会社の案件
の順で探すと最も効率が良いのでおすすめです。
信頼の部分でもそうですが、未登録の派遣会社だと「登録する」というひと手間があるのでそのまま希望の案件を紹介されないケースも多いです。
また、これから登録するというのでしたら「今働きたい案件がある」だけでなく「希望の職種の求人数が多いかどうか」も重視して派遣会社を選ぶようにしましょう。
こちらもおすすめ派遣会社はどこがいい?賢い選び方&3つの注意点を解説
今後のために資格をとろう
また、「今後ずっと働き続けられるか不安だ」という気持ちがあるのなら、今のうちに「手に職」の資格をとっておくと安心です。
たとえば、30代女性に人気の資格としては「調剤薬局事務」や「医療事務」といったものがあります。
もちろん、資格をとればそれだけで安泰というわけにはいきませんが、希望の職種に関連した資格を持っているのといないのでは相手側の印象も大きく違ってきますよ。
ちなみに私は派遣時代にTOEICを受けまくってました。年齢がいけばいくほど、英語が武器になって正直助かりましたね。
不安だからこそ「正社員になる」という選択も

派遣の案件は全体的に見るととても多く、年齢が上がるからといって「全然仕事が決まらない」となることはまずないです。
ですが、
- 3年ごとに仕事先を変えなければいけない
- 3年ごとに新しい仕事&新しい環境に慣れなければいけない
- これといったスキルがないと時給アップが見込めない
- 次の仕事が決まらない「無職の期間」が存在することもある
と、常に不安はつきものです。
※ちなみに無期雇用派遣も、20代メインのところが多いです。
それに加え派遣先が派遣会社によって決まってしまうので、個人的にはあまりおすすめしてません。
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無期雇用派遣はデメリットしかないと思っているあなたへ。その考え間違っていません。
これから先が不安だからこそ、30代の今のうちに「正社員に転職する」という選択を視野に入れるようにしましょう。
ですが、それでも諦めずに何とか正社員になって、今は「あの時行動してよかった」と心の底から思っています。
先が見えず不安ですが、行動を起こすことによって今から半年後、1年後には今とは違った未来になっている可能性は十分にあります。
派遣というスタイルに少しでも不安を感じているのなら、迷わずに「今」行動に移すようにしましょう。
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【20代&30代】派遣から正社員へ!転職経験者が伝える2つのNG行動&具体的手段
まとめ
スキル無しで求人をGETする方法
- 長年の「社会人経験」を重視している
- 条件にこだわりすぎない
- 派遣会社との信頼関係を築く
- 今後のために資格を取るのもおすすめ
- これを機に正社員転職するのもひとつの方法
派遣社員は30歳を境に一気に仕事がなくなることはありませんが、ある程度の覚悟は必要になります。
「これからもずっと派遣でいたいのか」
「いずれ派遣は卒業したいと考えているのか」
これを機に、今後のキャリアプランについて今一度じっくり考えてみてくださいね。
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