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派遣社員の平均年収は?正社員とどっちが稼げる?【年収アップ法も紹介】

2018年6月28日

しばらく派遣で働こうと思ってるけど、そもそも派遣の年収ってどれくらい?

やっぱり正社員と比べて稼げないのかな???

 

派遣社員として働いている以上、どうしても気になってしまうのが「正社員との給料の差」ではないでしょうか?

 特に将来のことを考えると「このままずっと派遣で大丈夫?」と不安になってしまうんですよね……。


私の給料って平均年収に比べてどうなんだろう?ってのも気になる。

そこで今回は、

  • 派遣社員の平均年収っていくらくらい?
  • 実際に正社員の給料とどのくらい違うの?

といった点を調べてみました。

結論から言うと、たとえ今平均より稼いでいたとしても正社員と比べると年収が低いケースが圧倒的に多いです。

今回は今後年収を今より上げるためにどうしたら良いかについても分かりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

この記事の筆者

さくら
20代~30代まで約10年間派遣社員として勤務し、7社の派遣先にて勤務経験あり。33歳で派遣から正社員へ。⇒プロフィール詳細

10年間派遣にどっぷり浸かってました。

派遣社員の平均年収はいくら?

今回は、令和3年度の「労働者派遣事業報告書の集計結果」を元に結果をまとめました。

派遣社員の平均年収は約321万

上の資料によると、

  • 有期雇用派遣の平均賃金(8時間)・・・13,409円

となっています。

これを、月に22日勤務、年間で240日勤務とした時はこうなります。

月給(22日計算)

・13,409(円)×22(日)=294,998(円)
平均月給:約29万5千円

年収(240日計算)

・13,409(円)×240(日)=3,218,160(円)
平均年収:約321万

ちなみにこれは全業種の平均になるので、あくまでも「派遣全体でこんな感じか」と思ってください。

【業種】専門性のある派遣年収は高い

業種で言うと、同じ派遣でも年収が高いのは専門性のある仕事に就いている人です。

業種 平均賃金(8時間) 推定年収(240日換算)
医師 37,086円 約890万
法人・団体管理職人 25,313円 約600万
薬剤師 24,106円 約580万


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医師はさすがに高いよね…(遠い目)。

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しかも実際は240日以上働いてるだろうからもっともらってるだろうね。

さくら
さくら


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ここまでは無理だけど、専門性が高い方が時給がいいのは間違いない。

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私も英語を使った仕事は比較的時給高かったよ!

さくら
さくら

ちなみに「一般事務従事者」は8時間平均で10,943円

年収で言うと約262万という結果になりました。

事務派遣と女性正社員の年収の差は約140万【女性】

一方「令和4年分 民間給与実態統計調査」から見た正社員の平均年収は、男性で583万8000円女性で406万9000円

事務派遣で言うと、平均年収でおおよそ140万もの差があるということになります。


正規と非正規で生涯年収に2倍もの差が出てくるという声もあります。

さくら
さくら

派遣社員と正社員との給料差の主な原因

私は10年派遣社員として働いてきて、正社員との違いは嫌というほど体験してきました。

その上で、ここまで正社員の年収と差があるのは以下が原因だと思っています。

長期勤続や年齢、役職などの待遇がない

正社員には一般的に「昇給制度」があり、会社に長く勤めるほど給料(基本給)が上がっていきます。

ですが、派遣社員にはこの昇給制度がありません。

当然ですが派遣先によって給料も違ってきますし、正社員のように役職に応じて給料が上がることもありません。

契約期間が決まっている

派遣社員には「契約期間」があります。

その期間が終わると、契約を更新するか別の派遣先で働くかを選ぶ必要があります。

また、同じ派遣先での同じ仕事だと働けるのは最長3年と決まっているので、正社員のように同じ場所で定年まで安定して働くことはできません。

仕事がすぐに見つからないと無職期間が発生してしまうので、おのずと年収は下がってしまいます。

ボーナス・退職金事情が違う

ボーナスや退職金に関しても、派遣と正社員は大きく違ってきます。

まず、派遣社員の中にはもともとボーナスや退職金自体がない人もいます。

たとえボーナスをもらっている人も、時給に上乗せされて支給される(前払い式)ケースが多いので、正社員のように「まとめてドカン!」ではないです。

また、会社の業績が上がった時によくある「臨時ボーナス」「決算ボーナス」も、派遣社員は対象外になることが多いですね。

派遣に支払う退職金割合も6%から5%に減ったので、同じ「もらえる」でも正社員と比べると圧倒的に差は出てくるところではあります。

福利厚生の充実度

大手派遣会社の福利厚生は充実していますが、それでも派遣会社によっては

  • 半休がない
  • 慶弔休暇がない

などといったところがあり、いざという時に一日の有給を使わざるを得ない状況に出くわすことも多いです。

また、派遣先によっては

「派遣社員に備品が支給されない(自分で買わないとだめ)」
「派遣社員は派遣先の食堂が使えない」

といったケースもあります。


え?「同一労働同一賃金」で派遣も正社員と同じ待遇になったよね?


だから基本的にはダメなんだけど、周りに聞くとそういう派遣先もまだあるみたい……。

さくら
さくら

月給と時給の差ってやっぱり関係ある?

「派遣は大型連休の時に一気に給料が減って損」
「派遣も正社員みたいに月給制の方がいい!」

という意見がありますが、実際には派遣は時給制のままの方が得です。

というのも、派遣会社「パソナ」が時給制から月給制になりましたが、働く時期によっては不利になることが多いということが分かったからです。

1年契約ならまだしも、3ヶ月や6ヶ月などの契約(更新されない可能性あり)の場合は、時給で働いた方が稼げる可能性が高いです。

【時給制と比較】パソナが月給制に変更で何が変わった?

派遣社員が年収をアップする3つの方法

年収アップ

派遣社員でも年収をアップさせるには、具体的なアクションプランを立てることが大切です。

具体的には、以下の3つの方法が挙げられます。

高収入が期待できる残業ありの案件を選ぶ

残業が多い案件を選ぶと基本給とは別に収入が増えるため、年収アップにつながります。

とは言え残業が多くなると仕事とプライベートのバランスが崩れたり、健康を害したりするリスクがあります。

そのため、残業案件を選ぶ際には以下の点に注意しましょう。

  • 残業時間は月平均でどのくらいか?
  • 残業がどの曜日や時間帯に集中しているか?
  • 残業が長期にわたるかどうか?

残業の多い案件を選ぶ時は、くれぐれも「無理のない範囲で」残業案件を選ぶようにしましょう。

スキルアップを図り、高単価案件を狙う

また、スキルアップを図ることで今よりも高単価案件に応募できるようになります。

たとえば、同じ事務でも「ExcelとWordの基本しかできない」と「パワポ、vlookupもOK」とでは見込める時給も違ってきます。

もちろん、スキルアップをすることで将来転職する際にも有利になります。

スキルアップを図るためにできることは、主に

  • 資格を取得する
  • 派遣会社のスキルアップ講座を受講する
  • 書籍などで自分で学ぶ

など。

特に派遣会社のスキルアップ講座は無料のものも多いのでぜひ活用するようにしましょう。

事務系ならテンプスタッフの「eラーニングL-TEMP」がおすすめ

テンプスタッフは元々事務に強い(求人も圧倒的に事務が多い)ということもあり、事務系の講座が充実してます。

WEB登録をするだけですぐに受講できるので、ぜひこの機会にスキルアップを図るようにしましょう!

テンプスタッフの登録だけで受けられるサポート【効率よく利用する】

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複数の派遣会社に登録しておく

さいごに、派遣会社は「複数登録」を基本にしましょう。

複数の派遣会社に登録しておくと、より多くの案件情報を得られ、自分に合った案件を見つけやすくなります。

また、派遣会社によって取り扱っている案件の種類や条件が異なるため、選択肢が広がって「年収アップ」のチャンス広がります。

ただし、複数の派遣会社に登録すると面接や連絡などの対応が増えるので、スケジュールをきちんと管理することが大切です。

また、条件の良い案件を見つけるにはそれぞれの派遣会社の求人情報を比較・検討する「洞察力」も必要になってきます。

派遣会社の複数登録については「派遣会社の複数登録はバレる?ありがちなNG行動【対策あり】」でも詳しく書いていますので、そちらも参考にしてください。

派遣会社の複数登録はバレる?ありがちなNG行動【対策あり】

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派遣が不満なら正社員への転職もアリ

派遣から正社員へ転職

派遣社員としての状況に満足できない場合、正社員への転職を検討するのも一つの選択肢です。

派遣社員から正社員になれば、契約期間や時給に毎回悩まされることなく「安定した収入」を手にいれることができます。

とは言え、派遣から正社員への転職は決して簡単なことではありません。

というのも、派遣社員は会社に直接雇用されているわけではないので、会社への貢献度やスキル・経験が正社員と比べて「評価されにくい」というデメリットがあるからです。

そのため、派遣から正社員への転職を成功させるためには、以下の点が重要です。

  • 転職市場の状況を把握する
  • 転職の目的を明確にする
  • 自分を売り込むためのアピールポイントを整理する
  • 面接対策をしっかりと行う

また、転職自体がはじめてであったり「職歴が不安」という人こそ、転職エージェントを活用して無駄なく転職活動を進めるようにしましょう。

ちなみに、転職エージェントと一言でいっても、それぞれ得意とする業種や職種・雇用形態が異なります。

なので、活用する際は「派遣社員の転職に強い転職エージェント」を利用することをおすすめします。

年代によってもおすすめは違います。下記に20代、30代別におすすめエージェントをまとめたので、ぜひ参考にしてください!

→【年代別】派遣社員→正社員になるためにおすすめの転職エージェント

まとめ

  • 派遣社員全体の平均年収は「約321万」
  • 一般事務派遣の平均年収は「約262万」
  • 事務派遣と女性正社員の年収の差は「約140万」

派遣社員の平均年収は正社員に比べると大きく差はありますが、だからと言って悲観する必要はありません。

現状に満足しているのならそれで良いですし、もししていなくても今からでも年収をアップする行動を起こせば良いだけです。

まだ、定年まで時間はたっぷりあります。今からでも決して遅くはないです。

「今」あなたに何ができるのかを考えて、できることから確実に行動するようにしましょう。

【年代別】派遣社員におすすめの転職エージェント

doda

おすすめポイント

  • 30代の利用者が多く、30代向けの求人が豊富!
  • 実際に企業人事をしていた人がアドバイザーとして多数在籍!
  • 「スカウトサービス」機能で企業からの直接オファーが来る可能性も!

dodaは20代おすすめに続き、30代の派遣社員にとっても非常におすすめの転職エージェントです。

というのもdodaの利用者の半数以上は20代~30代なので、自分に最適な求人に多く出会いやすいというメリットがあるからです。

またdodaは応募書類の添削に定評があり、dodaの添削のおかげで転職に成功したとの声も実際にあります。

コロナ禍でも約10万件の求人を持っているdodaはやはり「強い」です。

より多くの求人に出会うためにも、必ずdodaへの登録は済ませるようにしましょう。

 

就職カレッジ

フリーター就職・既卒就職なら【JAIC】

おすすめポイント

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就職カレッジ®は派遣社員やフリーターなどこれまでに正社員経験が無い(浅い)人向けに特化した転職エージェントです。

未経験可だと20代限定のものが多いですが、就職カレッジ®は35歳まで支援可能。

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また、企業を何度も訪問することでブラック企業を排除しており、事実入社後の定着率「92.21%」と非常に高い数字を誇っています。

30を過ぎて今の経歴に自信がない、でも30代の今のうちに正社員になりたい!という人は、就職カレッジ®への登録は必須です。

リクルートエージェント

おすすめポイント

  • 公開・非公開求人含め70万件以上の求人数(業界トップクラス)!
  • 業界や職種に特化した専門アドバイザーからの徹底サポートあり!
  • 面接通過率UP実績のセミナーをオンラインで受講できる!

dodaと同様、転職活動をするにはぜひ登録しておきたい【リクルートエージェント】

非公開求人だけで約30万件とケタ違いに多く保有しており、好条件やここだけの独占求人に出会う可能性もおのずと高くなります。

また、リクルートエージェントにはこれから面接に臨む人に向けて「面接向上セミナー」を定期的に開催しています。(生放送中にチャットで質問も可)

転職活動に自信が無い人だからこそ、経験豊富なリクルートエージェントの『徹底したサポート』をぜひ受けるようにしましょう。

 

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