もうすぐ契約更新の時期だけど、無事更新されるかな……。
まだ担当から連絡ないけど、クビだったらどうしよう!
大体3ヶ月~6ヶ月ごとに更新される派遣契約。
毎回更新時期が近づくたびに
「今回はどうだろう」
「更新、大丈夫だよね?」
とドキドキしなくてはならない状況って、正直言ってかなり心臓に悪いですよね。
私は過去に派遣社員として約10年間働き、その中で更新終了を告げられた経験が二度ほどあります。
また、自分ではないですが周りの派遣社員で契約終了を告げられた様子を幾度も見てきました。
その中で、確実ではないですが「これは更新されない予兆かも」と感じたことがいくつかありました。
絶対ではないですが…かなり当たってると思います!
そこで今回は、派遣の契約更新がされない時の予兆について、『実体験や周りの様子を元に』ご紹介したいと思います。
派遣の契約が更新されない時の4つの予兆
派遣更新されない時によくある予兆には、主に以下のようなことがあります。
派遣先での予兆
派遣会社の予兆
上司の態度が「他人行儀」になった
実際に更新されなかった経験者から言うと、ほぼ確実に分かるのは『上司の態度』です。
その中でも、いきなり他人行儀になり、態度がよそよそしくなった時は何かしらの変化があった合図。
その他にも
- 仕事を急に振らなくなる
- 対応がやけにアッサリしてる
といった態度には注意。
私の周りでは「今後の仕事の状況を、その人にだけ伝えない」というあからさまな事をする上司もいました。
経験上、更新されなかった時はどの時も上司の態度が手に取るように分かりやすかったです。
失敗しても社員に注意されない
基本的には、あなたが知らされる前に派遣先の社員がすでに知っている可能性は「低い」です。
ですが、今まで熱心に指導してくれていたのに態度が一変、失敗しても注意されなくなったという場合はもしかしたら「もう辞めるのを知っている」可能性があります。
どうせ指導しても…って思ってるってことですね。
その他にも、上司同様「やけによそよそしくなる」「重要な情報が共有されなくなる」といった変化が起こった場合は要注意です。
周りの人事関係が慌ただしい
自分の周り以外にも「社内での」様子で違和感を覚える時も注意が必要です。
特に、人事関係がやたらと慌ただしい。
たとえば
- 前に比べて人事異動が多い
- 新卒や中途の採用が取り消しになった
- 周りの派遣&契約社員が終了宣告を受けている
など。
これらの予兆は、すべて派遣先企業の業績悪化や人員削減を意味する可能性が高いです。
派遣先がコスト削減に動いている時は、派遣社員は真っ先に切られると思っておいてください。
契約についていつもと違う話があった
最後に「派遣会社の予兆」として派遣担当からこれらの言動があったら要注意です。
- 前回の契約期間が短縮された
- 派遣担当に直接「無いかも」と言われた
といったことがあれば、これはもう黄色信号(ほぼ赤寄り)です。
ここまできたらもはや黄色信号(ほぼ赤寄り)!
派遣担当はすでに派遣先と更新について話し合っているので、派遣先の意思が「無い」と伝えられている可能性が大いにあります。
いくつか心当たりがある場合、通常よりは契約更新されない可能性があると思って良いでしょう。
派遣が更新されない予兆でよくある質問
派遣の更新確認はいつ来る?
基本的には、契約満了のおよそ1ヶ月前です。
中にはメールで連絡のところもあるみたいですが、私はこれまですべて対面で更新の有無の確認を行いました。
更新確認が早すぎるのは「予兆」?
どれくらい早いかによりますが、必ずしも予兆とは言えません。
というのも、場合によっては
- すでに派遣先に更新の意思があって、早いが話がまとまっている
- 別件で担当が派遣先を訪れた時にあなたの更新の話もした
という可能性もあるからです。
とは言え、勤務態度など心当たりがある、勤務し始めたばかりなのにもう来た…という場合は良くない話のケースもあるので注意が必要です。
未だに更新の意思確認がないんだけど…
この場合は、個人的にはそこまで心配する必要はないと思っています。
考えられるケースとしては
- 現状特に問題がないため急いで連絡する必要がないと考えている
- 他の問題ある派遣スタッフに追われ、こちらに来れていない
私の場合、担当の来社が遅かった時は決まって通常通り契約更新、というパターンでした。
ただ、あまりにも音沙汰がなくて不安な時は一度担当に連絡を入れてみるようにしましょう。
予兆ナシで「更新されない」こともある?
ありますし、実際に私も経験があります。
ちなみにその時の理由としては「業務が落ち着いたから」。
要するに、もう派遣社員を必要としなくなったから、でした。
こういう例もあるので、予兆が無い=「今回は大丈夫!」と安心するのも少し危険かもしれません。
更新時期の前の「今」できること
次の契約を更新するかどうかを決めるのは、契約満了のおよそ1ヶ月前。
正直、その時期になってしまってからでは何をどう頑張っても(結果が決まっていたら)遅いかもしれません。
ですが、万が一の可能性にかけてできることがあります。
それはズバリ「勤務態度の改善」です。
そもそも、派遣社員の契約が更新されない原因として多いのが以下の3つです。
- 派遣先の業績が悪化
- 派遣社員のスキル不足
- 派遣社員の勤務態度
①の場合はあなたができることはありませんし、②もすぐに改善できるものではありません。
ですが、③でしたら今日からでも変えることはできますし、それによって社員や上司のあなたに対する印象を変えることだってできます。
具体的には、
- よく休んでいる⇀体調管理に気をつける。休む時は周りに迷惑がかからないよう気をつける。
- 人より仕事に時間がかかっている⇀仕事の優先順位をつけて効率的に作業を進める
- つい文句を言ってしまっている⇀言葉遣いに気をつけてあまりネガティブな発言はしない
- 人とうまくコミュニケーションがとれていない⇀日常的なあいさつから心がける
といったことをするだけでも全然違います。
ちなみに私が長年派遣として働いて感じたのは、
ということ。
私は以前、仕事があまりできない状況でしたが「信頼度」のおかげで2年近く契約更新をされ続けたことがあります。
人事や上司もひとりの人間です。
それだけでも「最近頑張ってるな」「もうちょっと様子を見よう」と契約更新に動いてくれる可能性は0ではありません。
やってみて損はないですよ!
経験談
【契約終了】更新されなかった時の3つの対処法
ただ、それでも派遣先(厳密には派遣担当)から「更新しない」旨を伝えられてしまったら、一刻も早く次の手段を打つことをおすすめします。
具体的にできること
居づらい環境を打破する
正直、更新しないと言われたのに期間満了まで働き続けるのって地獄です。
ですが、ここで行かない(バックレる)と給料は支払われませんし、今後もし派遣で働きたい!となったとしても、おそらく紹介すらしてもらえなくなります。
なので、居づらい環境ではありますが
- とりあえず最後まで行く
- 心を完全に「無」にする
- やるべきことやって定時にとっとと帰る
これは徹底することをおすすめします。
その他、具体的対処法について知りたい方は以下の記事もあわせて参考にしてください。
次の就業先に向けて動く
そして、もうここでの未来を断ち切られたのならできるだけ早く『次の就業先』に向けて動くようにしましょう。
ここで大切なこと
- 自分から積極的に動く
- 他の派遣会社も検討する
- 派遣以外の雇用形態も視野にいれる
次の派遣先に関しては、当然担当から紹介を受けると思います。
ですが、中には「紹介の連絡が来ない」「来ても希望とかけ離れてる」といったことも少なくないです。
なので、ただ担当からの連絡を待つのではなく、自分から積極的にどんどん応募していくことが肝心です。
待っているだけではダメ!
また、派遣会社も複数登録して、今のうちに色々な会社の求人をチェックしておくようにしましょう。
最後に、派遣ならではの「契約更新」にこれ以上悩まないためにも別の雇用形態で働くのも選択肢のひとつです。
通常常派遣以外には「無期雇用派遣」や「正社員」などがあります。
それぞれ特徴が違うので、デメリット含めよく考えた上で行動にうつすことをおすすめします。
失業保険について確認しておく
こちらから更新派遣会社側から「更新しない」旨を言われた場合の失業保険は、基本「会社都合」になります。
受給条件
- 雇用保険の被保険者であること
- 離職していること
- 離職した日以前の2年間に、被保険者期間が通算で12ヶ月以上あること
ただし、会社都合になるのは『派遣会社でそのまま働く意思があるのに見つからなかった場合』です。
今までの派遣会社で探さず、別の派遣会社で探すといった行為をすると「自己都合」になるので注意してください!
まとめ
予兆があったからと言って必ず「更新されない」ということはありません。
ですが派遣社員である以上「更新はナシで」と言われる可能性は常にあります。
なので、いざという時慌てないためにも「そうならないためにどうしたら良いか?」だけでなく「そうなってしまった時にどうしたら良いか?」について考えおくようにしましょう。
\【派遣歴10年】おすすめの派遣会社3選!/
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