手取りから引かれる金額をできるだけ少なくしたい!
社会保険料って派遣会社ごとに違うのかな?
結論から言うと、派遣会社というより、加入している『健康保険組合』によって引かれる社会保険料は違います。
具体的には、健康保険組合ごとに設定されている保険料率が異なるので、同じ給料でも派遣会社によって手取りが変わってくることになります。
そこで今回は、大手派遣会社の社会保険料について細かく見て行きたいと思います。
調査する派遣会社
- テンプスタッフ
- スタッフサービス
- リクルートスタッフィング
- アデコ
- マンパワーグループ
- ランスタッド
- パソナ
各大手派遣会社の【社会保険料】比較
まず、給料から天引きされる社会保険料には以下の4つがあります。
- 健康保険料
- 介護保険料(40歳以上65歳未満)
- 厚生年金保険料
- 雇用保険料
このうち、派遣会社によって金額が変わってくるのが「健康保険料」と「介護保険料」です。
というのも、この2つは各派遣会社が加入している健康保険組合(協会)によって左右されるからです。
各大手派遣会社が加入してる保険組合(協会)
健康保険組合・協会名 | 加入している派遣会社 |
---|---|
協会けんぽ | ・テンプスタッフ ・スタッフサービス ・アデコ ・マンパワーグループ ・パソナ |
リクルート健康保険組合 | ・リクルートスタッフィング |
ITS (関東ITソフトウェア健康保険組合) | ・ランスタッド |
表を見ると分かる通り、ほとんどの派遣会社が「協会けんぽ」に加入しています。
元々は「はけんけんぽ」という保険組合に加入していましたが、2019年に解散したため協会けんぽへ移行しました。
そして、それぞれの今年度(令和6年度)の社会保険料(被保険者負担率)は以下のようになっています。
健康保険 被保険者負担率 | 介護保険 被保険者負担率 | |
---|---|---|
協会けんぽ | 4.99%(東京の場合) | 0.8%(東京の場合) |
リクルート健康保険組合 | 3.85% | 1.0% |
ITS (関東ITソフトウェア健康保険組合) | 4.75% | 1.0% |
表を見ると分かる通り、健康保険料率は、リクルート健康保険組合加入のリクルートスタッフィングが一番低いです。
健康保険料率 低い順
というのも、リクルート健康保険組合は社会保険料を事業主が『半分以上』負担してくれているからです。
他の派遣会社(はけんけんぽやITS)は、被保険者(私たち)と事業主とで折半です。
ちなみに、月々の健康保険料を「月収20万の人」で仮定して簡単に計算してみると、
リクルートスタッフィング⇀200,000円×3.85%=7,700円
ランスタッド⇀200,000円×4.75%=9,500円
テンプ・アデコ・パソナ・マンパワー・スタッフサービス⇀200,000円×4.99%=9,980円
何と、リクルートと協会けんぽでは月に2280円もの差が生まれてきます。(時給にして、1~2時間分!)
これを年間に計算すると27,360円の差になります。
こうやって見ると結構大きいですね。
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派遣会社の社会保険料に関するよくある質問
まとめ
派遣会社によって(厳密には加入している健康保険組合・協会によって)毎月引かれる社会保険料が違ってきます。
もちろん保険料の安さは大事なポイントではありますが、派遣会社はそれだけではありません。
金額が気になるなら時給が高い求人を選んで保険料をカバーするのも一つの方法ですし、他にもサポート体制や仕事の内容なども派遣会社によって変わってきます。
派遣会社を選ぶ際はそれらを総合的にチェックして、自分に合った派遣会社を選ぶようにしてくださいね。
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