途切れなく仕事がしたい!
派遣会社の複数登録ってアリなの?
というか、しないともったいない!
でも、複数登録する時は注意が必要だよ。
というわけで、今回は派遣会社の複数登録についてお話したいと思います。
派遣の複数登録はバレる?
まず、派遣会社が個人情報を他社に流出することはないのでバレません。
それに、もしバレても大丈夫です。
リクナビ派遣もこう言ってる!現に派遣社員の約7割が複数登録しているというデータもあるよ!
先ほども書いた通り、派遣会社は複数登録しないともったいない!
なぜなら複数登録することによって以下のようなメリットがあるからです。
複数登録のメリット
- 仕事を紹介されるチャンスが増える!
- 希望条件とマッチした案件により多く出会える!
- 同じ仕事でもより時給が高い方に応募できる!
- スキルアップ制度を複数受けられる!
ですが、複数登録するがゆえにトラブルが発生したり、下手したら一番希望したところで働けなくなるという事態に陥ることもあります。
せっかく派遣会社を複数登録するのなら、うまいこと使って効率よく進めたい!
そこで今回は「派遣会社を複数登録する人がよくやりがちなNG行動」をピックアップして、その対策と共にご紹介したいと思います。
派遣会社の複数登録でよくある3大NG行動
ついたくさんの派遣会社に登録してしまう
「エン派遣」や「はたらこねっと」などで案件を見ていると、「これ、いいな」「あれも気になるな」と次から次へとエントリーしたくなりますよね。
ただ、だからと言って片っ端から色々な派遣会社の案件にエントリーしてしまうと、間違いなく後で詰みます。
- それぞれの派遣会社からめっちゃ連絡来る
- 全ての派遣会社に登録するのが面倒くさい
- エントリーしすぎてどれがどれか分からなくなる
派遣会社の複数登録は、目安として2~3社で十分。
あまり多すぎるとかえって自分のクビを絞めることになるので、十分に注意しましょう。
対策
まずは、はじめの段階で派遣会社を絞って検索をすること。
ちなみに大手の派遣会社は案件を多く持っているので、少なくとも1社は「大手」にすると良いです。
そして、その他に「エン派遣」などの派遣求人サイトや他の派遣会社サイトで「どうしてもここで働きたい!」という案件がある場合は、そこもエントリー。
たくさんある場合は、そこから1~2つに絞ってエントリー。
ただし、エントリーした時点ではまだ登録未完了のため、エントリーすれば必ずその案件を紹介してもらえるとは限らないという事は肝に銘じておきましょう。
案件の同時進行でスケジュール管理がぐちゃぐちゃ
いざ派遣に複数登録した後に、色々な案件に同時エントリーしてわけがわからなくなっている人が多いです。
同時エントリー自体は全然問題ないです。
気に入った案件があればじゃんじゃんエントリーしましょう。
しかし、同時エントリーをすると
- 顔合わせでスケジュールがパンパン
- 返事待ちの間に他社の採用の電話が来る
- うまく気持ちの切り替えができず苦戦
なんてことが出てくることもあります。
中には、派遣会社からの採用の連絡を受けて「よろしくお願いします!」と返事したにもかかわらず、別の派遣会社からも採用連絡が来た時点で前の会社に「やっぱりキャンセルで・・・」の連絡を入れるケースも……。
もちろん、承諾後に「やっぱり働けません」はNG。
派遣先どころか派遣会社からの印象も最悪になり、次に紹介をしてもらえなくなる可能性大です。
対策
同時エントリーをする際は、その旨を派遣会社にもしっかり伝えておくようにしましょう。
別に他の案件にも応募していることは悪いことではないので、「今、他の派遣会社で別の案件も応募しています。」と素直に言ってしまえばOKです。
そして、自分の中での優先順位(どこが一番行きたいか)を決めておくこと。
それを軸に考えることによって、他から返事が来た時にそれを「受けるか」「断るか」「少し待ってもらうか」などを冷静に判断することができます。
もし断る時は、極力誠意を持って丁寧に!
また、エントリー数が多い場合は
- どこの派遣会社からエントリーしたのか
- どんな内容の仕事内容か
- 今後のスケジュールはどんなか
等を簡単にメモして整理しておくようにしましょう。
派遣会社のスタッフコードやパスワードも多くなるとつい忘れがちなので、この際どこかにまとめてメモしておくと◎
派遣会社からの連絡を無視する
派遣会社に複数登録すると、ようしゃなく紹介の電話やメールがバンバン来ます。
ですがあまりにも頻繁だったり、すでに他の派遣会社で仕事が決まった後だとつい「ウザいな~」と無視してしまいがち。
特に「今じゃない」って時ほど、出るのも面倒なんですよね。笑
ですが、無視したところで電話はかかってきますし、メールも来ます。
派遣会社も嫌がらせではなく「仕事」なのですから、当然と言えば当然です。
そしてこちらも当然ですが、無視をすればするほど派遣会社からの印象は悪くなります。
対策
面倒でも、電話にとって今の状況をしっかり説明する。
「〇月いっぱいまでは仕事入ってます」
「今は仕事探してません」
「〇〇関係の仕事は希望していません」
ただ、これらを言って具体的な希望(連絡頻度や連絡方法、仕事を探す時期)を伝えれば良いのです。
私は派遣時代、ひたすら無視した時期もありました。
ですが後になって思えば、何度も無視するよりも「たった一度」電話に出て現状伝える方がよっぽど簡単だし、精神的に楽でした。
いざという時に「複数登録」のメリットを活用するためにも、(たとえすぐに利用しないとしても)派遣会社との関係は良好に保っておくようにしましょう。
派遣の複数登録でよくある質問
複数の派遣会社から同じ仕事案件に申し込んでも良い?
エントリー自体は問題ないです。
ですが、社内選考が通って派遣先との顔合わせの日時まで話が進んだら、その時点でどちらかに絞る必要があります。
(違う派遣会社から「同じ人物」のプロフィールが来たら派遣先が困ってしまいますよね。)
「どっちの派遣会社にしたら分からない」という場合は
- 過去に就業経験のある(より多い)派遣会社
- その派遣先で働いている派遣社員がいる(た)派遣会社※担当者に確認
- 時給の高い方の派遣会社
といった方を選択した方が採用される可能性が高くなりますし(①と②)、少しでも有利に働くことができます(③)。
複数登録ってめんどくさくない?
何年か前までは来社の必要があったのでめんどくさかったですが、今はオンラインで登録が完結できるところが多いです。
オンライン登録ができる派遣会社
- テンプスタッフ
- リクルートスタッフィング
- スタッフサービス
- アデコ etc.
入力だけで完結するものから、電話やWEBで面談をするものまで色々ありますが、すべて「自宅」で完結します。
「どうしても時間が取れない」「行くのは面倒」という人は、これらのオンライン登録を活用するようにしましょう。
どこの派遣会社がおすすめ?
派遣会社はそれぞれ特徴があるので、「どういった職種の仕事をしたいのか?」によって大きく変わってきます。
たとえば事務職に就きたいのなら、大手の「テンプスタッフ」と「スタッフサービス」の2社が最も求人数が多いのでオススメです。
また、介護や看護・軽作業など特化した職種を希望するなら、
- 「幅広い案件を持つ大手の派遣会社」+「希望の職種に特化した派遣会社」
- 「希望の職種に特化した派遣会社」+「地域密着型の派遣会社」
といった組み合わせもアリです。
職種に特化した派遣会社
他にも「英語を使いたい」「在宅ワークが良い」と言った方は、以下の記事にておすすめの派遣会社を紹介していますのでぜひ参考にしてください。
とりあえず登録しておく、でもあり?
全く問題ないです。
というよりも、むしろそちらの方がおススメです。
というのも、いざ「働こう!」と思った時に、希望の案件にエントリーしてもその時点で登録が済んでいないと『時すでに遅し』になるケースが多々あるからです。
既に登録完了している派遣社員がいたら、派遣会社は当然そちらを優先します。
エントリー時点で断られることはないですが、登録後に「あの案件はもう決まってしまいました」と言われることもよくあります(経験済)。
「今はまだだけど、いずれ働きたい」という人は、今のうちにササっと登録を済ませておきましょう!
まとめ
今回の記事で述べた通り、派遣会社の複数登録は全く問題ない行為です。
ですが、せっかく複数登録をしても使い方を間違えてしまうと「仕事を途切れさせない」「継続して紹介をもらう」といったメリットを最大限活用することができません。
- たくさんの派遣会社に登録しすぎない!
- 案件の同時エントリーはしっかり管理!
- 派遣会社からの連絡は無視しない!
といったことに注意して、効率よく複数の派遣会社を利用するようにしましょう!
\【派遣歴10年】の管理人おすすめ派遣会社はココ!/