いきなりですが、紹介予定派遣って受けても受けても全然受からなくないですか!?
ドキドキの面接、そして結果を待つ日々……。
しかし担当からの「今回は残念ながら」といった連絡が来るとかなり凹む日々。
特に、落ちた細かい理由は教えてもらえないことが多いので、
- 具体的に何が悪かったのか?
- はたまた会社側に理由があるのか?
と、すごーくもやもやした気持ちだけが残って、嫌になることって結構多いと思います。
私もかつて紹介予定派遣を受けまくっていたのですが、結果、6社連続不採用でした。
もう、私自身がダメ人間って言われてるみたい。。。涙
でも、改めて冷静になって今までの面接の内容を振り返ったら「こりゃ、受からないな」って思ったんです。
そこで今回は、紹介予定派遣の面接について
- なぜ、落ちたのか(自己分析)
- 一般的に、落ちる理由
- その後の面接対策で何をやったのか
などについて具体的にご紹介したいと思います。
今回不採用になってしまった人も、もしかしたら私のケースが当てはまるかもしれません。
今後面接で内定を勝ち取るためにも、ぜひ本記事を参考にしてください。
紹介予定派遣の面接に落ちる理由はズバリこれだった
紹介予定派遣の面接にことごとく落ちる理由を改めて考えた時に分かったのは
結局私は「正社員になれる」ならどこでも良かった
ということでした。
紹介予定派遣を受ける時、仕事内容な勤務地、福利厚生など色々な面から考えて「ここで働きたい!」という一社を毎回選んだつもりです。
ですが、正直に言うと
- ある程度良さそうなとこならどこでもいい
- とにかく正社員になりたい
という気持ちの方が強く、受けた会社に対してそこまで興味を持つことができていませんでした。
結局それが面接の受け答えでも表れてしまい、面接官にもいともカンタンに見抜かれてしまったのだと思います。
私の場合、具体的には
- 志望動機は本に書いてあるような無難なことしか答えられない
- 企業サイトは覗いた程度で勉強不足、うまく話を広げられず終了
- 会社への質問を聞かれても全く思いつかない
といったことをやらかしてしまいました。
こうやって書いてみても、面接官の印象に残らないどころか「本当にうちに入りたいの?」と思ってしまうような受け答えだったなぁと思います。
ちなみに、今まで受けた会社の中には6人の面接官を構えたところがあったのですが、案の定、そのうちの1人にバカにされたように鼻で笑われたこともありました。
その時はすごく惨めな思いをしましたが、後になって考えれば当然だなとさえ思いましたね。
その他考えられる「紹介予定派遣で落ちる理由」
その他に、一般的に紹介予定派遣で落ちる理由としては以下のようなものがあります。
紹介予定派遣で落ちる理由
- スキルや経験が不足している
- 一貫性のない働き方
- 会社が求める人物像と違う
- 人気職でライバルが多い
一般的に、通常の派遣だと落とされないような理由でも紹介予定派遣では落とされることが多々あります。
たとえば理由②は、派遣先からしたら「長く働いてもらえるのかな…」と不安になりそうだね。
【7社目】紹介予定派遣に受かった!意識して行った3つのこと
そんな私ですが、7社目の紹介予定派遣の面接でようやく内定をもらうことができました。
その時のライバルは6人。その中から見事「たった1人」に選ばれたのです。
それまで落ちまくっていたその時は、当然今までと意識を変えて【事前準備】をしっかりして面接に臨みました。
具体的には、以下のことを行いました。
正社員並みに自己分析しまくった
まず、7社目を受けるにあたり、改めて今までに自分がしてきた仕事を全部メモに書きました。
- 今までの仕事を具体的に
- そこで成し遂げたこと、実績、言われたこと
- 何か失敗したことがあるか。それをどう乗り越えたか
- その会社で学んだ経験、スキル
- 今度受ける会社で活かせることはあるか
この方法は「ブレインダンピング」と言って、ビジネスでも使われています。
思い出したことを全てアウトプットすることによって頭の中が整理され、物事も客観的に見ることができるようになります。
PCやスマホのメモ帳に書くのも良いですが、個人的には紙媒体に直接ペンで書くことをおすすめします。
ただ「この会社で働きたい」とアピールするだけではダメだなと思い、「この会社だからこそ、今までの〇〇の経験が活かせる」という点を深堀りしました。
実際に紙に書くことで
「そういえばこういうこともあったな」
「このエピソード、面接で使えそう!」
といった記憶が次々と蘇ってきて、実際に面接でも使えました!
紹介予定派遣の面接で聞かれるのは大体同じ
さらに、6社面接を受けて分かったのが、聞かれるのは大体同じようなことだということです。
- 今までの派遣はそれぞれどうして辞めたんですか?
- あなたが自分で思う長所、短所は何だと思いますか?
- うちの会社のことは知ってましたか?どういうイメージがありますか?
- 今回どうして紹介予定派遣を受けようと思ったんですか?
- 社員は派遣とは違いますよ?続けられる覚悟はありますか?
これらの質問が来ても答えられるように、何度も練習しました。
会社の情報をリサーチして面接に臨んだ
紹介予定派遣での採用を狙うなら企業情報のリサーチは欠かせません。
事前にしっかり情報を集めてミスマッチを防ぐことで、採用される確率がグッと上がります。
たとえば、企業が求めるスキルや人物像があらかじめ分かっていれば、それに合った回答を用意することができますよね。
具体的には、企業が強調するスキルや価値観に合った自己PRや回答を準備することで「この人なら大丈夫だな!」と思ってもらいやすくなります。
紹介予定派遣は一般面接と違って担当に企業のあれこれを聞ける!たくさん聞いちゃいましょう!
企業の情報をしっかり調べることは、「この会社で働きたい!」という何よりのアピールポイントになります。
また、事前にリサーチをすることで実際に入社したあとのミスマッチも防ぐことがきます。
時間と労力はかかりますが、これでもか!というくらい企業について調べておくことをおすすめします!
私は事前に細かく調べることで面接へのモチベーションが上がり、面接でもより自分をアピールすることができました。
熱意と積極性をアピールした
最後に、面接では「絶対にこの企業で働きたい!」という熱意と積極性をアピールしました。
紹介予定派遣は通常の派遣と違い、派遣先側も「登用後長く働いてくれる」と感じる人を採用したいと考えています。
なので、面接では
「なぜこの企業で働きたいのか」
「この仕事にどんな熱意を持っているのか」
を具体的に伝え、積極的に質問もしました。
向上心があるな!やる気あるな!と感じてもらえた…と思ってます。
その他にも、
- 企業理念や事業内容に共感していることを伝える!
- 登用されたあとに成し遂げたい目標を語る!
- 明るく元気な態度で挑む!
といったことを意識することで、最終的に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる可能性が高くなります。
紹介予定派遣で「受かる」可能性を上げる方法
そして紹介予定派遣の合格率を少しでも上げる方法として有効なのが「複数の派遣会社に登録しておく」です。
大手の派遣会社は同じ求人情報を持っていることも多いですが、中には派遣会社独自の求人を持っていたりもします。
また、たとえ同じ求人の募集でも、複数の派遣会社に登録しておけば「A社では社内選考で落ちたけどB社の社内選考には残った(=企業に応募できる)」といったことも可能になります。
しかし、WEB上で「いいな」と思った案件があったとしても、その時点で登録を済ませていなかったら社内選考さえしてもらえません。
派遣会社の多くはWEB上で登録が完了するものがほとんどですので、まだ登録していない会社があるならWEB登録だけでも済ませておくようにしましょう。
おすすめの大手派遣会社
ただ、派遣社員として長く働いていた派遣会社があるのであれば、あなたの働きぶりや能力を把握しているのでそこメインがおすすめです。
「こんなにたくさんはちょっと…」という方は、とりあえず「テンプスタッフ」だけでも登録しておくと安心です。
特に事務案件に強いので、事務での正社員を目指している人にはテンプスタッフは登録必須です。
まとめ
メリットがたくさんある紹介予定派遣。だからこそ、受かるのは正社員並みに厳しいです。
紹介予定派遣の面接で不採用になってしまう人は、その原因を自分なりに考えてみてください。
そして、次の面接で同じ失敗をしないためにはどうしたら良いか?を考えて行動するようにしてください。
時にはこういう気持ちも大事!
— さくら@元派遣バツイチ (@SakuraToDream) August 7, 2019
正社員までもう一歩!
最後まであきらめず頑張ってくださいね!