「良かれと思って転職したけど、転職先が最悪だった」
「転職したばかりだけど今すぐ辞めたい」
「今の会社を選んだことを後悔してる」
正直、転職は「入ってみないと分からない」部分が多くあります。
いくら応募要項が魅力的だとしても、応募要項に載っていない部分が致命的だと転職自体に後悔してしまいますよね。
※実際にgoogleで検索をかけてみても、「転職 失敗」で検索かけてる人の多いこと多いこと・・・!
私自身、30代で会社選びに失敗し、転職したことを超絶後悔しました。
今回は、それを全て書きたいと思います。
これから転職する人は、決して私のようにならないで欲しいです。
転職のリアル失敗談【30代で転職】
私が転職した会社で「失敗したな」と思ったのは、主に以下の5つです。
- 直属の上司との相性が最悪
- 飲み会がやたら多い&反強制的
- 会社の体制(考え方)が古い
- 女性社員からの「アウェー」洗礼
- 長年働いてもなかなか昇給しない
直属の上司との相性が最悪
私が入社した会社は直属の上司(課長)が5年に1度ペースで代わっていたのですが、ちょうど私が入社した時に直属だった上司はかなり好き嫌いがハッキリしている人でした。
自分が好きな部下には積極的に話しかけるのですが、ちょっとでも気に入らない部下には思いっきり不愛想。失敗をすると1時間近く怒鳴るような人でした。
あまりにも態度があからさまなので、毎回書類の承認をもらいに行く時や、仕事の相談をする時などはいつも胃がキリキリしていました。
飲み会がやたら多い&半強制的
私が勤めていた会社は、最低月に2~3回は飲み会がありました。
しかも、帰宅する30分くらい前にいきなり「今日、仕事終わったら〇〇で飲み予定です」と半ば半強制的に言われることもしばしば。
なのに、なぜか毎回めちゃくちゃ参加率が高かったです。
しかも、なぜか毎回飲み会代がやたら高くて(上司も男性も平等という訳分からんスタイル)、多い時には6,000円も請求されることも・・・。
会社の飲み会ひとり6,000円ってどういう事でしょうか。
— さくら (@SakuraToDream) 2018年6月26日
ただでさえ行きたくもない飲み会に、バカ高い金を払って行かなきゃいけない。これほど最悪な罰ゲームったらなかったですね。
会社の体制(考え方)が古い
そして、私が入社した会社はコテコテの古い会社(某大手企業の子会社)だったのですが、飲み会の時は必ず上司の両脇に女性を配置させるという謎の通例がありました。
しかも、部長が先に帰る時は、その姿が見えなくなるまで全員でお辞儀をキープしたままお見送りをしなければならないという謎のルールが・・・。
思わず「いつの時代だよ!」と心の中でつっこんでました。
今まで働いてきて一番驚いた会社(飲み会編)
・上司の両脇に必ず女性を配置させる
・カラオケでは場を盛り上げるため無理やり歌わされる
・上司がタクシーで帰る時は全員でお見送りをし、タクシーが見えなくなるまでお辞儀をキープしなくてはならない入社1週間で辞めたくなったよ。
— さくら (@SakuraToDream) 2018年6月27日
女性社員からの「アウェー」洗礼
個人的にはこれが一番精神的に辛かったです。
応募要項には「少人数でアットホームな雰囲気です」とあったのですが、実際に入社してみると「少人数=滅多に新人が入らない」ということなんだと悟りました。
そんな中でにポンと放り込まれた私は完全アウェー。
まったくもって輪に入れる空気ではありませんでした。
ちなみに私はこの時あまりの環境の変化についていけず、人生初の精神科に行き「社会不安障害」と診断され、薬を飲みながら仕事してました。
ちなみに退職してほどなくして、薬を飲まなくても生きていけるようになりました。
長年働いてもなかなか昇給しない
これは「応募要項に書かれている内容と違った」というパターンです。
応募要項には『昇給アリ』という記載があったのにもかかわらず、長年働いている先輩からバッサリ「うちは長く働いても全然給料上がらないよ」という衝撃のひと言をもらいました。
実際、その先輩の給料明細を見せてもらったことがあるのですが、たしかに入社したての私とほとんど差がありませんでした。
あったとすれば残業代と家族手当(扶養手当)の違いくらい。(そして昇給は年に数百円)
この時点で、長く働こう!会社に貢献しよう!という思いは一気に消え失せましたね。
それらは決して他人事ではない
ここで私が書いた体験談は、しょせん他人事。
読んでいて「たしかにこんな会社嫌だな」と客観的に思うかもしれませんが、いつ同じようなことがあなたの身に起こるか分かりません。
もしかしたら、次に就職した会社であなた自身が体験するかもしれないんです。
現に私も入社するまでは、こんな悲惨なことを起こるなんて本当に考えもしなかったです。
この時に思ったのが、応募要項の内容も大事だけど、それと同じくらい「応募要項に載ってないこと」も重要だな、ということ。
ちなみに私は結局2年もしないうちにその会社を『体調不良』という理由で辞めてしまいました。
働く条件は良かったのですが、最後の頃にはもうそんなのどうでも良かったですね。
転職は、派遣やバイトに比べて一度入ると「辞める」ハードルが一気に上がります。
しかも、すぐに辞めて職歴の欄を無駄に増やすと次の転職活動が不利になります。
そこで重要なのが、転職活動の時点で色々な会社をじっくりと見極めること。そして、その上で「これだ」という会社を選ぶことです。
企業を選ぶ際は社内の「口コミ」をうまく利用しよう!
「そんなこと言っても、内部事情って実際に会社に入らないと分からないじゃん!」
と思う方もいると思います。
たしかに昔はそうでした。でも、今は違います。
というのも、最近は転職をする前にその会社の内情を「社員や元社員によるリアルな口コミ」により知ることができるからです。
その中でも有名なのが、企業口コミサイト。
たとえば「転職会議」というサイトには現在300万件もの口コミが掲載されており、「入社後に感じたギャップ」や「退社理由」などかなりツッコんだ内容が事細かに書かれています。
登録作業に多少手間がかかるため、ひやかし半分で登録する人はほぼいません。
なので2chのように「この会社マジ最悪」などと根拠のない一文で終わりなものは一切ないです。
たとえ今すぐ転職を考えていなくても、
- 今働いている会社は他の会社に比べてどうなのか?
- 他にどんな会社があるのか?
を時間がある時にざっと見ておくだけでも、いざ転職活動をする時に素早いスタートダッシュを切ることができます。
無料会員登録をすることですぐに全ての会社の口コミを見ることができるので、少しでも「次の転職活動で失敗したくない」と思う方は、ぜひ今のうちから色々な企業の口コミを見ておくようにしましょう。
ブラック企業を排除しているエージェントを利用する
また、転職エージェントの中には企業を直接訪問して、ブラック企業と思われる会社を徹底排除しているところがあります。
「自分が入る前に」「実際に目で見て」転職のプロが良し悪しを判断してくれているので、少なくとも明らかなブラック企業に間違えて入社するといった後悔は限りなく少なくなります。
その中でも、20代向けの「第二新卒エージェントneo」や30代向けの「就職カレッジ」は、経験の浅い派遣社員でも親身になってサポートしてくれるのでおすすめです。
「転職がはじめて」「どんな会社が良いか分からない」という人こそ、このような転職エージェントをガンガン活用するようにしましょう。
参考記事第二新卒エージェントneoの評判口コミ 経験が浅い人におすすめ!
参考記事ジェイック(JAIC)が「長年派遣」でも転職成功しやすい3つの理由
応募要項である程度判断できる
そして最近では、応募要項を見ただけでも
「この会社、絶対ブラックでしょ」
「こんなこと書いてあるけど、嘘っぽい」
とある程度分かるようになりました。
また、「こういうフレーズでアピールしてるのは逆にブラックだな」というのもだんだん分かるようになってきました。
それらについては「ブラック企業に入りたくない!転職前に必ずすべき13のチェックポイント」にまとめましたので、ぜひこちらも参考にしてください。
まとめ:運命は「自分自身」で変えよう!
私は、派遣生活の日々から一刻も早く卒業したい!と思って転職活動を続けてきました。
でもその結果、いそいで転職して大失敗しました。
そんな私がいま、言えることは、
多少時間がかかっても、じっくりと会社を見極めて慎重に転職活動をした方が絶対に良いですよ。
ということです。
まさに転職は天国と地獄の分かれ道!
くれぐれも私のようにならないように、後悔のない転職活動を行ってくださいね。
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